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99式軽機関銃 : ミニ英和和英辞書
99式軽機関銃[じゅう, つつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [けい]
  1. (n,pref) light 
軽機 : [けいき]
 (n) light machine gun
軽機関銃 : [けいきかんじゅう]
 (n) light machine gun
: [き, はた]
 (n) loom
機関 : [きかん]
 【名詞】 1. (1) mechanism 2. facility 3. engine 4. (2) agency 5. organisation 6. institution 7. organ 
機関銃 : [きかんじゅう]
 【名詞】 1. machine gun 
: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
: [じゅう, つつ]
 【名詞】 1. gun (barrel) 

99式軽機関銃 ( リダイレクト:九九式軽機関銃 ) : ウィキペディア日本語版
九九式軽機関銃[きゅうきゅうしきけいきかんじゅう]

九九式軽機関銃(きゅうきゅうしきけいきかんじゅう)は、1930年代後期に開発・採用された大日本帝国陸軍軽機関銃
== 概要 ==

本銃は九六式軽機関銃を基本設計に開発された新型軽機関銃であり、当時の世界の趨勢にあわせ口径を6.5mmから7.7mmに拡大したことが大きな改良点である。外見は九六式軽機の開発時に参考にしたとされるチェコZB26軽機やZB30軽機、ZB26軽機の使用実包.303ブリティッシュ弾に変更してライセンス生産したイギリスブレン軽機にやや近い。しかしながら、内部機構には多くの国産機関銃と同様にフランスオチキス機関銃の影響が強く見られる。
基になった九六式軽機が傑作銃であったため、その構造を引き継いだ九九式軽機も優秀な軽機関銃であり、また工作精度も一段と向上し命中精度・信頼性ともに高く、第一線では好評であった。
九九式軽機に対しては九七式車載重機関銃と比較して減装薬を使用せねばならなかった点について、。とはいえ、もし九七式車載重機関銃を母体として開発することで九七式実包〔1940年以降は九二式実包と名称変更された。〕の使用が可能になっていたとすれば、史実のような高い命中精度や少ない故障頻度はおそらく実現できず、またこの場合は九九式小銃にも九七式実包が供給されることになっていたはずで、第一線部隊の火力戦能力はより低下したものとされる。
九六式軽機と同様に銃身内にクロムメッキが施され、他国の軽機に比較し桁違いに高い耐久性を誇った。九六式軽機との主な相違点としては、銃口への消炎器の取り付け(着脱式のため、消炎器の代わりに銃口蓋を取り付けたり、銃口部に何も装着していないものもある)、弾薬塗油装置の復活(銃本体ではなく装弾器に付属)、銃床に高さ調節可能な一本足の折りたたみ式後脚が付いたこと(末期には後脚が省略されたものもある)、眼鏡の目盛が異なることが挙げられる。また、7.7mm弾薬に対応するため各部の強度を増したことで1kgほど重量が増え、弾倉形状もやや真っ直ぐに湾曲していた。一方で銃身の交換は、スパナを使ってレシーバー先端左側の六角ナットを緩めて、銃身固定用のクサビを引き出して固定を解く方法に変更され、九六式軽機のラッチレバー方式に比べて迅速な銃身交換はできなくなった。この銃身固定用のナット・クサビは、修正環と称される座金と併用することで、頭部間隙(ヘッドスペース)の調整機能を持つ。修正環は銃身とレシーバーとの間に挿入して用い、異なる厚みのものが5種類用意されていた。この構造によって、使用者が現場で頭部間隙を個別調整することが可能となり、工場出荷時の微調整を簡略化できた。本銃は三脚架での運用は考慮されていない。
本銃の銃剣着剣装置については九六式軽機関銃#着剣装置を参照。
総生産数は合計約53,000挺と推定されているが、この生産数は日本軍の規模から考えると、6.5mm装備部隊が少なくなかったことを考慮に入れてもやや少ない数と思われる。必要定数は満たして余りあるが、損耗補充まで考えれば決して十分ではない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「九九式軽機関銃」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type 99 light machine gun 」があります。




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