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A101K ( リダイレクト:簡単ケータイS ) : ウィキペディア日本語版 | 簡単ケータイS[かんたんけーたい えす]
簡単ケータイS(かんたんけーたい エス)は、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話から販売されていた通話専用携帯電話シリーズの名称である。ラインアップは京セラ製の第3世代移動通信システム(CDMA 1X、現・au 3G)に対応したA101K(えー いちぜろいち けー)と、韓・パンテック(パンテック・ワイヤレス・ジャパン)製の第3世代/第3.5世代移動通信システム(CDMA 1X WIN、現・au 3G)に対応したPT001(ぴーてぃー ぜろぜろいち)が存在していた。 == 概要 == KDDIの同系会社であったツーカーが発売した65歳以上〔2004年(平成16年)~2005年(平成17年)当時。〕の高齢者向け音声端末「ツーカーS」の好評を受け、そのauバージョンとして開発されたものが京セラ製のA101Kである。基本的な機能はツーカーSとほぼ同じだが、新たに3つのワンタッチボタンが追加され、ユーザーが頻繁にかける電話番号を登録することができる。このワンタッチボタンの上に貼る相手記入用シールや、この端末を所有するユーザー自身の携帯電話の電話番号を書き込むことができるクリップ付のストラップも付属している。ツーカーが2008年(平成20年)3月31日をもってサービスが終了したのに加え、NTTドコモの対抗機種である「らくらくホンシンプル」も端末納入メーカーの三菱電機が携帯電話事業から撤退したため、それ以降のこの種の端末はA101Kが唯一となった。本機は思いのほか需要が伸びず2007年(平成19年)度中に製造を終了したのち、2009年(平成21年)8月に従来のCDMA 1Xサービスの新規受付終了が決定したためA101Kは同年6月をもって販売終了となった。 また、2010年(平成22年)8月10日にはA101Kとほぼ同じ外見を持った後継機種として韓・パンテック製のau ICカード、およびトライバンド(L800MHz・N800MHz・2GHz帯エリア)に対応したCDMA 1X WINサービス向けのPT001が発売された。なお、このPT001は70歳以上〔2010年~2011年当時。〕の高齢の新規ユーザー、および2012年(平成24年)7月22日の周波数再編に伴い使用不可能となったA101Kを現在所有している既存ユーザーの代替需要を想定していた〔佐野正弘の“日本的”ケータイ論「機能進化だけではない、ケータイ夏モデルに見るトレンドとは? “変えない”ことが使い勝手の向上に?」 - 日経トレンディネット〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「簡単ケータイS」の詳細全文を読む
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