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エアバスA350 XWB () は、A300・A330/A340の後継機としてエアバス社が発売した新世代中型ワイドボディ旅客機。 2015年1月15日、カタール航空がドーハ-フランクフルト線で世界初の営業運航を開始した〔カタール航空、A350で営業初飛行 ドーハ/フランクフルト線に投入 〕。 == 名称について == 当初、A330をベースに開発が構想されていた機種の名称が「A350」であり、A350開発計画中止後に新規に設計し直され、2015年現在生産されている機種の正式名称が「A350 XWB」である。A350-900及びA350-1000型機については、2014年に日本航空(JAL)の現行の主力機材であるB777-300ERに替わる次期主力大型機材として選定された。2015年末現在でフィンランド航空やベトナム航空及びカタール航空などが既に量産機を受領しており、欧州と中近東及びアジア各地を結ぶ定期国際路線にA350-900型機を投入している。日本航空の発注機材は2019年から導入が開始される予定である。(開発計画の推移は後述) 航空専門誌や航空系ニュースサイトでは正式名称で報道されることもある〔AviationWire キーワード: "A350 XWB" 〕が、一般的なニュース報道などではA350 XWBを指して「A350」と省略されることも多い〔欧州当局、エアバス「A350」の安全性を認可 - ロイター(2014年10月1日付、2014年10月3日閲覧)〕〔欧エアバス、欧州当局からA350の型式証明取得 - 日刊工業新聞(2014年10月2日付、2014年10月3日閲覧)〕。 日本の航空雑誌『エアライン』(イカロス出版)の記者がエアバス社に「A350」と略して良いかと尋ねたところ、エアバス社の担当者は出来る限り正式名称の「A350 XWB」で表記してほしいと答えたという〔エアライン・2014年9月号22ページ〕。ただ、エアバス社の公式資料でも「XWB」が省略されているものも存在している〔。 なお、シリーズ名はA350 XWBであるが、個々のモデルは「A350-800」「A350-900」のようにXWBを含めないものが正式名称となっている〔A350-900、欧州航空安全庁より型式証明を取得 - エアバス社プレスリリース(2014年9月30日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エアバスA350 XWB」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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