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AA-13 ( リダイレクト:R-37 (ミサイル) ) : ウィキペディア日本語版 | R-37 (ミサイル)[あーる37]
R-37(、)は、ロシア連邦のヴィーンペル科学製造連合で開発された空対空ミサイル。NATOコードネームはAA-X-13(R-37)、AA-13 Arrow(R-37M)〔他に R-VD(Raketa-Vysokaya Dalnost:とても長射程のミサイル)とも呼ばれた〕。開発名称はIzdeliye 610(イズジェリェ-610)。MiG-31Mの次期主武装として、R-33(AA-9 Amos)を基に開発された。 == 概要 ==
R-37はMiG-31M向けに1983年より始められ、1988年に最初のテストが行われた。この際ミサイルは誘導装置を搭載せず、オートパイロットで飛行した。1989年には誘導装置のテストも開始され、1994年4月には304km離れた目標に命中している。しかし、経済の混乱に伴う予算不足やシーカーなどのコンポーネントを供給していたウクライナの独立によりそれらの国産化が必要になるなど開発は遅れ、1997年のMAKSに展示されたものの、翌年の1998年に開発がいったん停止された。その後2006年にMiG-31BM用としての開発を再開している〔R-37, R-37M (AA-X-13) (Russian Federation), Air-to-air missiles - Beyond visual range 〕〔Russian Air Force Tests New Air-to-Air Missile 〕。これはR-37Mと呼ばれ、2011年のMAKSにおいて初めて公開された。製造は2016年初めに開始される予定〔Ракета «воздух-воздух» большой дальности РВВ-БД 〕。また、このR-37Mの発展型としてPAK FAの内部兵装庫に装備できるIzdeliye 810と呼ばれるタイプが開発されているとされている。
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