|
ADF-01 は、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス→バンダイナムコエンターテインメント)のPlayStation用フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT 2』およびPlayStation 2用『ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR』『ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR』、同PlayStation Portable用『ACE COMBAT X Skies of Deception』『ACE COMBAT X2 JOINT ASSAULT』、同iOS用『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion』、同ニンテンドー3DS用『ACE COMBAT 3D CROSS RUMBLE / +』、同PlayStation 3用『ACE COMBAT INFINITY』に登場する架空の軍用機。本項では、設定のみ登場したADA-01A ADLER、『ACE COMBAT INFINITY』で2016年1月21日のアップデートで登場したADA-01B ADLERについても扱う。 == 概要 == ADF-01の初出は、1997年に発売されたPlayStation用フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT 2』である。 『ACE COMBAT 2』では、プレイヤーのライバルとして「Z.O.E.(ゾーイ)」という敵パイロットが設定されており、出現するたびにより強力な機体と戦闘パターンでプレイヤーと対峙した。ADF-01は、そのZ.O.E.の最終的な搭乗機、いわゆるボスキャラクターとして最終ミッションで登場した。 「ADF-01 Z.O.E.」と戦うには、それまで出現した全てのZ.O.E.搭乗機を倒し、隠された最終ミッションに進む必要があるなど、やや難易度の高い設定がなされており、「キャノピーがなく、コックピットの周囲に配置されたセンサーによって外部からの情報を得る無人戦闘機」という特異な機体設定を有していた。 『ACE COMBAT 2』での初出から7年後、プラットフォームをPlayStation 2に移し、2004年に発売された『ACE COMBAT 5』では、開発スタッフの間で以前から構想されていたADF-01の復活が実現することとなった。『5』ではプラットフォームの変更によるグラフィックスの向上に伴い、詳細な機体モデルと設定の再構築がなされ、サプライズ要素としてレーザー兵器が搭載された。このレーザー兵器は変形機構を含む複雑なもので、開発終盤になってから実装が決定したため、開発スタッフは苦労したとされる。また、これに伴い派生機として登場予定だった「ADLER」の実装は間に合わず、本編ではカットされた。このリメイク版ADF-01は「FALKEN」と命名され、プレイヤーの操作可能な機体として登場した。 ADF-01は、その後も『ACE COMBAT ZERO』『ACE COMBAT X』『ACE COMBAT Xi』『ACE COMBAT X2』といったシリーズ作品に登場しており、架空機としては最も登場回数の多い機体となっている。実在の軍用機をモデルとした機体の多いエースコンバットシリーズの中では、『ACE COMBAT 3』に多数登場する架空機群と並び、突き抜けた設定を持つ異彩の架空機である。 ※ ADF-01の機体設定は『ACE COMBAT 3』に登場した「エアロコフィン」との類似点が見られるが、公式には世界観上の繋がりがあるとされたことはない。詳細はコフィンシステムを参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ADF-01」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|