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AGM-122 ( リダイレクト:サイドアーム (ミサイル) ) : ウィキペディア日本語版 | サイドアーム (ミサイル)
AGM-122 サイドアーム(Sidearm)は、アメリカ海兵隊が運用していた対レーダーミサイル。サイドワインダーを改造した小型のミサイルである。 == 概要 == サイドワインダーには、もっとも広く用いられた赤外線ホーミング誘導以外にもセミアクティブ・レーダー・ホーミング誘導のAIM-9Cが1963年に開発されている。このAIM-9Cは、アメリカ海軍のF-8など向けに開発されていた。このミサイルのストックは保管されたままとなっていたが、1980年代に入り、これを小型の対レーダーミサイルに改造することがモトローラ社から提案された。これは、AIM-9Cのシーカーをより広範囲の周波数に対応したものに換装し、信管も変更するものであった。この改造計画(AGM-122A)は1984年から開始され、1990年にかけて約700発が改造された。 全くの新造であるAGM-122Bも提案されたが、採用はされなかった。アメリカ海兵隊の航空機やヘリコプターで運用されていたが、ミサイルの射耗とともに運用は終了した。高性能ではなかったものの、コストパフォーマンスに優れた兵器として評価された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サイドアーム (ミサイル)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 AGM-122 Sidearm 」があります。
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