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AGM-45 シュライク()は、アメリカ合衆国のNWCで開発され、テキサス・インスツルメンツが製造した対レーダーミサイルである。 == 概要 == AGM-45は、AIM-7C スパロー空対空ミサイルの弾体に対レーダー用シーカー・ヘッドを搭載することによって、1963年にチャイナ・レイクにあるNWC(Naval Weapons Center、海軍兵器センター)で開発され、テキサス・インスツルメンツによって約18,500発製造された。 AGM-45は、友軍の航空機にとって脅威となる地対空ミサイル(主にSA-2 ガイドライン)のレーダー波を探知し、レーダー波が到来する方向に向かって飛翔、追跡および誘導レーダーを破壊することを目的とした。これは、F-100F スーパーセイバーからロケット弾と爆弾でSAM サイトを攻撃する従来の方法と比べれば大きな改善ではあったが、SA-2より射程が短いなど、多くの問題点もあった。その性能の限界とそれに起因する約25%という成功率のため、ベトナム戦争中の多くのパイロットに好まれなかった。 なお、AGM-45発射の際に、他機に無線で警告するために「ショットガン(SHOTGUN)」という符丁がコールされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「AGM-45 (ミサイル)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 AGM-45 Shrike 」があります。 スポンサード リンク
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