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AH-J3002Vは、日本無線が開発製造し、DDIポケット(現ウィルコム)が販売していたPHS端末である。ここではほぼ同一の仕様を持つAH-J3001Vについても解説する。 == 概要 == DDIポケットのAirH"Phone第一弾として、日本の携帯電話、PHSで初めてパケット定額制に対応した端末である。H"LinkやPメールDXといったこれまでの独自コンテンツ形式を廃し、代わりにC-HTMLブラウザを搭載し携帯電話向けのWEBページを閲覧できる。端末単体でのインターネット接続の際にもDDIポケットが用意したClub AirH"という接続サービスのみならず、他のインターネットサービスプロバイダを選んで接続が可能。 またDXメールやSoundMarketへの対応を省き、POP3メール対応、αPHS子機非対応で代わりに自営2版対応、外部接続端子をαPHS方式からmini USB端子に変更するなど、これまでのDDIポケット独自の機能を廃しパソコンとの親和性を高くしたことが特徴である。着信メロディも独自形式のfeel sound形式に加えMIDI形式も利用可能。国際ローミングにも対応とこれ以降のDDIポケット端末のあり方を定義したエポックメイキング的端末といえる。 一方で液晶画面が当時の水準としても質の低い物であるなどデータ通信に軸足を移していた当時のDDIポケットの台所事情も伺える。 AH-J3001VはAH-J3002Vから背面液晶を省き、カラーバリエーションを変更した廉価機という位置づけである。機能面での差違はない。 当初は初回生産分の6万台にのみUSB接続ケーブルが同梱されるとあったが、実際は販売末期にも同梱されていた。USBケーブルはその後のウィルコム音声端末にも一部を除き標準で同梱されるようになる。 愛称として「味ぽん」がある(詳細は「AIR-EDGE#愛称」を参照)。 開発を担当した日本無線の携帯電話・PHSにおけるラインアップの中で、AH-J3001VとAH-J3002Vは2011年時点で折りたたみ式を採用した唯一の機種となっている。また、日本無線はかつてアステルでAJ-51というオープンインターネット対応PHSを発売したことがあり、この2機種はその流れを汲む機種と見ることも出来る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「AH-J3002V」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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