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AIMS-74は、ルーマニアが独自に改良を加えたAK-74の派生型である。AIMS-74とは輸出用の商品名であり、ルーマニア軍ではの正式名が与えられている(PA md. 86もしくはmd. 86とも表記)。''の正式名が与えられている(PA md. 86もしくはmd. 86とも表記)。 == 概要 == AIMS-74は、銃床は東ドイツ製のMPi-KMS-72と同型の右側面折畳式銃床を装備しているほか、ルーマニア製AKに特有の垂直フォアグリップも装備している。 ソ連や東欧諸国製のAK-74〔東ドイツ製MPi-KMS74やポーランド製Kbk wz. 1988 タンタル、ブルガリア製AK-74〕と比較してみると、銃身からガスピストンシリンダーに発射ガスを送り込むガスポートの角度がAK-74系で一般的な90度ではなく、AK-47やAKMで一般的な45度であるという点や、AK-47/AKM用マガジンと同様のリブ付金属製マガジンのみが製造され、AK-74系で一般的なプラスチック製マガジンを生産していない〔AKMが開発された際に7.62x39mm弾用のプラスチック製マガジンも登場した〕など、AK-47/AKM系の特徴を比較的色濃く残している。 しかし、内部機構ではAK系としては珍しく3点バースト連射機構を追加しており〔AK系で同様に3点バースト機構を持つのは、イズマッシュ社のAK-107/108とポーランド製のkbk wz. 1988 タンタルとその後継であるKbs wz. 1996 ベリルが知られている〕、レシーバー右側面のセレクターは上から順にフルオート、3点バースト、セミオートのポジションとなる。 AIMS-74にはAIMと同様、銃身とガスピストンを短縮化して銃口部分に独自形状のフラッシュサプレッサーを装着したカービンモデルも生産されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「AIMS-74」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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