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ALTQ ALTQ( 代替キューイング:ALTernate Queueing ) は、BSD系UNIXのネットワークインターフェースでのキュー制御に関連するパケットスケジューラのためのフレームワークである。ALTQはキューイングによる制御と、リソースの共有とサービスの質の向上を実現するのに必要なQoS関連のコンポーネンツを提供する。ほとんどのBSD系のルーターに実装されている。ALTQは、ベースディストリビューションに含まれているFreeBSD・NetBSD・DragonFly BSDのベースとするディストリビューションに含まれており、OpenBSDのパケットフィルタであるPFにも統合されている。 == 仕組み ==
=== キューイング === 通信プロトコルには、HTTPやSSHのようなアクセスの遅延に敏感に対処せざるを得ないものとFTPのように多少時間がかかってもQoSにさほど問題にならないものがある。 例えば、SSHクライアントで鍵がタイプされた場合には、直ちに反応することが期待されるが、ルータがSSH接続の処理の前にFTP接続からの大量のパケットの塊を処理しようとした場合、SSH接続のパケットはキューに取り残されるので、SSH の接続は遅延し、動きが悪くなったように見えるかも知れない。あるいは、ルータがすべてのパケットを保持するのに十分大きなキューがない場合には、 このようなパケットは廃棄されてしまうかも知れない。そこで、 使用されているキューイングの戦略を変更することが出来れば、異なるアプリケーション・ユーザ・コンピュータの間でネットワークの帯域幅を適正に共有することができるようになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ALTQ」の詳細全文を読む
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