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APS-H ( リダイレクト:APS-Hサイズ ) : ウィキペディア日本語版 | APS-Hサイズ APS-Hサイズは、デジタルカメラの固体撮像素子(イメージセンサーとも)のサイズ規格のひとつである。 その横幅がAPSカメラシステムのHタイプ(30.2×16.7mm、アスペクト16:9)フォーマットに近いことから通称として呼ばれるようになった。これがデジタル一眼レフカメラでは、アスペクトが3:2になり、サイズは28.8×19.2mm、画角比1.25倍が採用されている。最新の機種では若干小さくなり、28.1×18.7mm、画角比1.28倍となっている。 ==概要==
=== 存在意義 === 35mmフィルムよりサイズが小さい分写る範囲(=画角)が狭く、交換レンズの焦点距離表記の約1.3倍相当(たとえば50mmレンズを装着すると50×1.3=65mm相当)の画角になる。このサイズは、35mmフルサイズ(36×24mm)の固体撮像素子の製造に必須となるステッパーにて、1回の露光(フルサイズ製造時は2回)で焼ける最大サイズとなるところが重要なポイントである。APS-Cサイズよりも価格面では若干不利であるが、35mmフルサイズ素子と製造ラインが共有できるメリットがある。結果として35mmフルサイズ素子のコストを下げることに貢献している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「APS-Hサイズ」の詳細全文を読む
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