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ASCSメカ : ミニ英和和英辞書
ASCSメカ[めか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

メカ : [めか]
 【名詞】 1. (1) (abbr) mechanical 2. (2) mechanism 3. (3) mechanic 4. , (n) (1) (abbr) mechanical/(2) mechanism/(3) mechanic

ASCSメカ : ウィキペディア日本語版
ASCSメカ[めか]
ASCSメカとは、エアソフトガンの一種であるブローバックガスガンの機関部構造の一つである。ブローバックメカとしては大型のユニットでありハンドガンには搭載されない。
エスコートが開発元と思われがちだが、実はそうではなく、開発元が誰であるかははっきりしていない。

== 特徴 ==
「ASCS」とは「エアシャフトコントロールシステム」の略称である。その名のとおり、ユニットを貫通する1本の「エアシャフト」という金属製の棒によってブローバック及びBB弾の発射を制御するシステムである。パワーソースを銃の外部に設置する(いわゆる外部ソース式エアガン)ことからBV式と勘違いされる事も少なくないが、両者は全くの別物である。
このシステムの大きな特徴の一つはBB弾の発射タイミングである。ブローバックの前でも後でもなく「ブローバックの途中に弾を発射する」という独特の方式をとっていることから一般的には''ミドルシュート方式''と呼ばれている。
発射の流れは以下の通りである。バルブが開放されると、エアはエアシャフトを通過してシリンダー内に流入し、シリンダーは後退を始める。一定量後退したシリンダーは「インパクトリング」と呼ばれる金属製のリングにぶつかるが、このリングはエアシャフトに固定されており、結果シリンダーに押されてエアシャフトそのものが後退を開始する。エアシャフトが一定の地点まで後退すると、チャンバーにエアが流入してBB弾が発射される。BB弾発射以後のブローバック作動は慣性で行う。
1本のエアシャフトでバルブ開放、発射、装填をおこなう構造上、エンジン内部のオイル状況や汚れによって給弾不良や弾割れ、ジャムを起こしやすくなり実用面では非常にシビアな一面を持つ。開発元のエスコートではBB弾にシリコンオイルをなじませ、潤滑性能の上がったBB弾で給弾不良などを回避する手法をとっている。
エスコート非公式であるが、Plumproject(現在休止中)、Technasia(PPの後継ショップ)ではセパレートノズルタイプという構造の変更によって給弾不良などをほぼ皆無にするチューンがおこなわれている。
開発者(エスコート社長)からのコメントでは「構造が複雑になる」事からお勧めしていないカスタム。
DAYTONAGUNは100%エスコートASCSエンジンの海外モデルで、ステンレス、スチールを多用した非常に頑丈なユニットになっている。
こちらはフルNC切削で精密に製造されているので手作りエスコート製品にありがちなガタガタ感がほとんどなくたいとに動作するからか、セパレートノズルでなくても給弾不良や弾割れ、弾道不良も発生せず、非常に高性能なユニットに仕上がっている。ただ、ノーマルのセッティングを変更しようとすれば即、弾割れ、ジャムが頻発するので注意が必要。
また、金属パーツ自体の強度も比較にならないくらい堅牢なため激しいリコイルでも故障(変形)は殆ど無いに等しい。
現在は正式に日本に輸入されていないがTechnasiaから輸入販売をおこなう予定。
このユニットは基本的に銃内部にガスタンクを持たないため、外部ソースのみ〔ユースエンジニアリング製MP5には、ガスタンクを内蔵するためのオプションパーツを発売する予定があった。これは取扱説明書に明記されていたが、結局実現しなかった。〕での運用となる。外部ソースは外気に関係なく使用できるが、ホースの取り回しの悪さを考えると一長一短とも言える。指の力で直接バルブを開放する方式を取っているため、内部構造はシンプルであるがリアルではない。また、この作動方式は銃口からのみエアが放出されるため、乾いた発砲音とボルトの作動音しかしない所も特徴である。サプレッサーを利用した際にその効果が顕著に表れる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ASCSメカ」の詳細全文を読む




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