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ASU-85(:"空挺自走砲”(85mm砲型)の意)は、ソビエト連邦によって開発された空挺戦車である。 == 概要 == ASU-85は、正確に表現するなら対戦車自走砲である。PT-76水陸両用軽戦車の車体を流用して開発され、1980年代までソビエト空挺軍の主要装備として運用された。 ソビエト連邦軍空挺部隊支援用の装甲車両としてASU-57が開発され実用化されると、続いてより強力な空挺部隊支援車両の開発が求められた。開発中の新型のAn-12大型輸送機は高い不整地着陸性能を持つとされていたため、パラシュートによる空中投下の条件を考慮しなくてもよい替わりに、ASU-57よりも武装、装甲共に優れたものが要求された。 これに応えるため、PT-76水陸両用軽戦車の走行装置と機関部を流用した新型車体に、T-34-85中戦車に搭載されたD-70 85mm戦車砲を搭載する、新型空挺自走砲の基礎設計が固まった。 1950年代の終わりにはASU-85としてソビエト空挺軍に制式採用され、西側諸国で存在が確認されたのは1960年のことである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ASU-85」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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