翻訳と辞書
Words near each other
・ ATP賞
・ ATR (航空機メーカー)
・ ATS (F1・ドイツ)
・ ATSUSHI (歌手)
・ ATS・D1
・ ATS・D2
・ ATS・D3
・ ATS・D4
・ ATS・D5
・ ATS・D6
ATS・D7
・ ATS・HGS1
・ ATS・HS1
・ ATTACK (MUSCLE ATTACKのアルバム)
・ ATTACK ALL AROUND (アルバム)
・ ATTESA (時計)
・ ATTITUDE (SOUL'd OUTのアルバム)
・ ATTITUDE (黒木メイサのアルバム)
・ ATV (テレビ放送)
・ ATV 夜のワイドニュース


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ATS・D7 : ミニ英和和英辞書
ATS・D7
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ATS・D7 : ウィキペディア日本語版
ATS・D7

ATS・D7は、ATSチームがのF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カー。デザイナーはグスタフ・ブルナー。ATSにとって最後のマシンとなった。
==概要==
ATS・D6の改良型として開発し、カーボンファイバーモノコックを採用。エンジンは前年に引き続きBMW M12/13を搭載、ピレリタイヤを装着。ドライバーはマンフレッド・ヴィンケルホックが残留し、第12戦オーストリアグランプリから地元出身のルーキー、ゲルハルト・ベルガーがドライブ。
D7はその強力なBMWターボエンジンのおかげで驚異的なスピードを発揮し、予選では中団グリッドにつく走りを見せるが、マシンの信頼性やチーム内の運営等に問題があり、リタイア数10回を数えた。ベルギーでヴィンケルホックは予選6位に付け、決勝では序盤フェラーリミケーレ・アルボレートルネ・アルヌールノーデレック・ワーウィックに次いで4位を走行したが、39ラップ目に排気系トラブルでリタイアした。次戦のサンマリノでも予選7位から決勝ではポイント圏内の6位を走行したものの、ターボトラブルでリタイアとなった。
ヴィンケルホックは速いが信頼性に欠けるD7で完走したのは2度のみで、カナダダラスでの8位であった。ベルガーの走らせたマシンはヴィンケルホックよりは信頼性が増し、エステルライヒリンクでは12位で完走した。第14戦イタリアグランプリでは6位入賞を果たしたが、開幕時点では1台エントリーとなっていたため、2台目のマシンを走らせていたベルガーにチャンピオンシップポイントは与えられなかった(このケースはオゼッラから参戦していたヨー・ガルトナーも同様)。
ベルガーによるモンツァでの6位にも関わらず、D7は1984年シーズンにポイントを得ることができなかった。BMWは翌シーズンのATSへのF1エンジン供給を取りやめ、ギュンター・シュミットはチームのシーズン終了後のF1撤退を決定した。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ATS・D7」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.