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水酸化アルミニウム(すいさんかアルミニウム、Aluminium hydroxide)は化学式 Al(OH)3 で表される無機化合物である。比重は約2.42。酸やアルカリに溶け、水、アルコールに不溶。アルミニウム塩の水溶液にアンモニアを加えると白色ゲル状沈殿を起こすが、これが水酸化アルミニウムである。主に医薬品や吸着剤などに使用される。また、緑色顔料・ピーコックの原料でもある。 熱すると酸化アルミニウムになるが、その際に水が発生するため、水酸化アルミニウムを添加した紙は燃えない(炎を出さない)。この「不燃紙」は防火性の高い建築材料(壁紙)として使用されている。 == 生成 == バイヤー法で作ることができる。 #ボーキサイトを水酸化ナトリウムの高温水溶液(約175℃)に溶かす。 #上記で生成された溶液をろ過する。 #溶液を冷却すると水酸化アルミニウムが析出する。 : 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水酸化アルミニウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Aluminium hydroxide 」があります。 スポンサード リンク
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