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Apery : ウィキペディア日本語版
Apery[えいぷりー]
Apery(エイプリー)は、コンピュータ将棋プログラムオープンソースとして公開されている。
== 概要 ==
メイン開発者は平岡拓也。2014年より、平岡の母校である大阪市立大学数理工学講座の杉田歩准教授らも開発メンバーに名を連ね、「Aperyチーム」名義となる。プログラム名の意味は「猿真似」で、良いものは何でも取り入れる設計方針を表している〔第1回将棋電王トーナメント 出場ソフト 開発者プロフィール 参照〕。
開発開始年は2011年。2014年第24回世界コンピュータ将棋選手権で優勝を果たした。
2015年に出場した将棋電王戦FINALにおいて斎藤慎太郎五段(当時)と対局を行い、115手で敗れた。この対局後に斎藤は、「(勝てて)ホッとしている。エイプリーはすごく強いソフト。完敗してもおかしくないと思っていた」とコメントを残している〔。この対局の開始前、平岡はTwitterで「勝算がなくなった後もAperyが詰まされるまで対局を続ける」と宣言し、そのとおりにした。結果、プロの将棋では見られない、自らの玉の詰みが確定した後での無駄な王手(将棋ソフト特有の負けを先延ばしにする手法)を延々と続けたことから、「みっともない」「棋譜汚しだ」との批判の意見が上がった。
2015年の電王トーナメント出場に先立ち命名権ヤフオク!に出品。同大会においては『大樹の枝』の名称を名乗って出場することになった〔第3回将棋電王トーナメント 大樹の枝 PR文書 〕。また、電王戦FINAL後に平岡がAperyをオープンソース化し、主要なコンピュータ将棋大会に出場するごとに最新版をGitHubに公開していることにより、これらのコンピュータ将棋大会にAperyを改造して出場する競技者も複数存在している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Apery」の詳細全文を読む




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