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AppleSingleとAppleDoubleは、Mac OSのファイルシステムHFS及びHFS+上のファイルを他のファイルシステムと交換する際に、様々なファイル属性(特にリソースフォーク)が欠落するのを防ぐ目的でApple Computer社(当時)が考案したフォーマットである。バージョン1とバージョン2が存在するが、現在のMac OS Xは互換性のない拡張をおこなったバージョン2のAppleDoubleを用いる。 == 概要 == Mac OSではひとつのファイルに、データフォーク、リソースフォークという2つのフォークがあり、更に様々なメタデータ(コメント、ファイル時刻、Finder情報等)がある。特にファイル時刻には作成時刻、変更時刻、バックアップ時刻、アクセス時刻がある。Finder情報はクリエータとファイルタイプを含んでいる。 これらを扱えるのはHFSやHFS+といったファイルシステムやファイル共有プロトコルのAFPしかない。それ以外のファイルシステムではデータフォーク程度しか扱えない。 AppleSingleは2つのフォークと様々なメタデータを1つのファイルにまとめて保存するフォーマットである。 AppleDoubleは2つのファイルに分離して保存するフォーマットである。1つ目はAppleDouble Data fileといい、データフォークそのものである。2つ目はAppleDouble Header fileといい、データフォーク以外を全て含む。これはAppleSingleからデータフォークを除き、マジックナンバーを変えただけのものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「AppleSingle」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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