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Aquasar Aquasarは、2010年にスイスのチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)に稼動したスーパーコンピュータ。ETHとIBMが共同開発し、温水利用の直接冷却技術により、施設全体の消費電力とCo2排出量を削減した〔Made in IBM Labs: IBM Hot Water-Cooled Supercomputer Goes Live at ETH Zurich - IBMプレスリリース〕。 == 概要 == Aquasarは「水冷スーパーコンピュータにおける温水の直接利用 - エネルギーと排出を節約する高性能なコンピュータとデータセンタへの道」と呼ばれる3年間の共同研究プロジェクトの1部である。ETH Zurichと IBM Research (en)に加えて、ローザンヌ工科大学(ETH Lausanne)も参加した。またスイスのエネルギーおよびモビリティ能力開発センター(Centre of Competence of support for Energy and Mobility、CCEM)もこのプロジェクトに共同出資した〔IBMとスイス連邦工科大学チューリッヒ校、新しい水冷スーパーコンピューターの開発計画を発表 - IBMプレスリリース 〕。 AquaserはIBM BladeCenterを使用したクラスターシステムで、3台の BladeCenter Hシャーシの中に、2個のIBM PowerXCell 8i プロセッサを搭載したブレードサーバーIBM BladeCenter QS22 が33枚と、2個のインテル Nehalemプロセッサを搭載したブレードサーバーが 9枚が格納されている。水冷システムの対象は2台のIBM BladeCenter H シャーシで、22枚のIBM BladeCenter QS22 と、6枚のIBM BladeCenter HS22が含まれる。 Aquasarは、約6 テラフロップスの性能で、消費電力当たり性能は約450 MFLOPS/Watt(メガフロップス/ワット)である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Aquasar」の詳細全文を読む
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