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Auct. ( リダイレクト:アウクトルム ) : ウィキペディア日本語版
アウクトルム
auctorumauct.あるいはauctt.と略される)は、植物学および動物学において、学名が原著者らが設立した時とは異なる意味で後の数多くの著者らに使われていることを示す際に使用される語句である。''auctorum''はラテン語で「著者らの」という意味である〔。
しばしば、necあるいはnonと連結して、誤って命名された名称であることを示すために使われる。
==例==
'のシノニムの一覧には''Tinea tripunctella'' (auct. non Denis & Schiffermüller 1775) と書かれている。''Tinea tripunctella''は''Tinea trinotella''のシノニムとして書かれているように見えるが、学名に添えられた「auct.」は''Tinea tripunctella''が実際は正当な種であることを示している。この場合、auct.はnonと共に使われており、「原著者が設立した時とは違った意味で、後世の著者たちによって使われている」、つまり「DenisおよびSchiffermüllerが1775年に設立した''Tinea tripunctella''とは異なる」ことが示されている。シノニムの一覧には''Tinea tripunctella'' (auct. non Denis & Schiffermüller 1775) と書かれている。''Tinea tripunctella''は''Tinea trinotella''のシノニムとして書かれているように見えるが、学名に添えられた「auct.」は''Tinea tripunctella''が実際は正当な種であることを示している。この場合、auct.nonと共に使われており、「原著者が設立した時とは違った意味で、後世の著者たちによって使われている」、つまり「DenisおよびSchiffermüllerが1775年に設立した''Tinea tripunctella''とは異なる」ことが示されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アウクトルム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Auctorum 」があります。




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