翻訳と辞書 |
A型インフルエンザウイルス[えーがたいんふるえんざういるす]
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
・ 型 : [かた] 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type ・ ウイルス : [ういるす] 【名詞】 1. virus 2. (n) virus
A型インフルエンザウイルス : ウィキペディア日本語版 | A型インフルエンザウイルス[えーがたいんふるえんざういるす]
A型インフルエンザウイルス(えーがたいんふるえんざういるす、''Influenzavirus A'')は、オルトミクソウイルス科のA型インフルエンザウイルス属に分類されるウイルスの総称である。 A型インフルエンザウイルスはヒト、鳥類、ウマ、ブタなどに感染する。 A型インフルエンザウイルスの亜型(subtype)はすべて野鳥から発見されたが、ほとんどは病気を引き起こさない。 いくつかのA型インフルエンザウイルスはヒトや家禽に対し、インフルエンザを引き起こす〔 WHO Avian influenza (" bird flu") - Fact sheet〕。さらに、時折野生の水鳥から家畜などにウイルスが伝染するため、世界的流行(パンデミック:pandemic)が起こることが懸念されている 。 == 亜型 ==
=== 株の命名 ===
分離された変異株は名前を付けられて管理される。名前は以下の条件の上から下へ順番に名付けられる。 *型(A型、B型、C型のどれか) *主な宿主(例:ヒト) *分離された場所(例:福建) *分離された順番(例:411番) *分離された年(例:2002年、下2桁のみの場合もある) *亜型(例:H3N2) :インフルエンザウイルスはヘマグルチニンとノイラミニダーゼの種類によってHとNの番号が付けられる。 このようにして名付けられたA/Fujian/411/2002(H3N2)は福建(Fujian)で2002年に411番目に分離されたH3N2のA型インフルエンザウイルスであることを示している(宿主がヒトの場合は省略されるがヒト以外の場合は型の後に入れられ、A/equine/Miami/1/63(H3N8)のように表記される)。 A型インフルエンザウイルスは、グループV マイナス一本鎖型RNAウイルス(Group V - negative-sense ssRNA virus)に分類される。16種類のヘマグルチニン(HA)と9種類のノイラミニダーゼ(NA)の組み合わせにより様々なタイプが存在する。H16は1996年にスウェーデンとノルウェーからのユリカモメから発見され、2005年に報告された〔CIDRAP - Center for Infectious Disease Research And Policy Pandemic Influenza Overview〕。 インフルエンザウイルスは同じ亜型でもしばしば突然変異を起こし、性質が変化することがある。しかし、その大部分はその後絶滅する。例えば、ある年に流行したH3N2型インフルエンザウイルスと、別の年に流行したH3N2型インフルエンザウイルスの性質は全く異なっている場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「A型インフルエンザウイルス」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|