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BCKWシステム : ミニ英和和英辞書
BCKWシステム
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


BCKWシステム ( リダイレクト:B,C,K,Wシステム ) : ウィキペディア日本語版
B,C,K,Wシステム[びーしーけいだぶりゅーしすてむ]

B, C, K, Wシステムは、基本的な4つの定数記号 B, C, K, W からなるコンビネータ論理の変種である。この体系はハスケル・カリーの博士論文''Grundlagen der kombinatorischen Logik''によるもので、その結論部分はCurry 1930において示された。
== 概要 ==

定数記号 B, C, K, W の簡約基の簡約規則は次のように定義される:
* B ''x y z'' → ''x'' (''y z'')
* C ''x y z'' → ''x z y''
* K ''x y'' → ''x''
* W ''x y'' → ''x y y''

これらのコンビネータは、直感的に次のような働きをするものと考えられる:
* B ''x y'' は関数合成。
* C ''x y z'' は引数交換。
* K ''x y'' は破棄;
* W ''x y'' は複製。
2つの基本的な定数記号 S, K(及び SKK と外延的に同値な閉項 I)からなるSKIコンビネータ計算があり、ここでは B, C, WS, K からなる項によって次のように表現できる:
* B = S (K S) K
* C = S (S (K (S (K S) K)) S) (K K)
* K = K
* W = S S (S K)
一方で、S, K, IB, C, K, W からなる項によって次のように表現できる:
* I = W K
* K = K
* S = B (B (B W) C) (B B) = B (B W) (B B C).〔Raymond Smullyan (1994) ''Diagonalization and
Self-Reference''. Oxford Univ. Press: 344, 3.6(d) and 3.7.〕
すなわち、SKIコンビネータ計算とB,C,K,Wシステムは等価な計算体系である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「B,C,K,Wシステム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 B,C,K,W system 」があります。




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