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BRDM-2
BRDM-2(露:)は、ソビエト連邦製の偵察戦闘車の一種である。「BRDM」()とは、「装甲偵察哨戒車」()の略である〔「戦闘偵察哨戒車」()の略とする資料もある〕。 == 概要 == BRDM-2は、前任のBRDM-1を更新するために設計された車両であり、タイヤの気圧集中制御システムと車体後部に設置されたガソリンエンジン、船底状の車体と車体後部の1基のウォータージェット推進装置による水上走行能力、より強力な兵装、赤外線式暗視装置を有する。さらには、BRDM-1と同様に車体の前後から見て中央寄りに設置された4つの補助輪は動力が伝達されていないものの、軟弱地では地面に接地させて不整地走破能力を向上させることが可能である。 この車両はその他多くのソ連製装甲戦闘車両と同様に広く輸出され、ロシア連邦軍やその他45ヶ国で使用されている。 乗組員の内訳は操縦士、ナビゲーター、車長、射撃手の4人であり、14.5mm口径KPV 重機関銃と7.62mm口径PKT機関銃を、BTR-60装甲兵員輸送車と同型の砲塔に装備している。装甲厚は最大でも14mmと薄く、榴弾の破片や小火器の銃弾を防げる程度である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BRDM-2」の詳細全文を読む
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