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BTSJ ( リダイレクト:レス・ミルズ・プログラム ) : ウィキペディア日本語版 | レス・ミルズ・プログラム
レス・ミルズ・プログラム(英: Les Mills Programs)は、ニュージーランドに本社が置く、レス・ミルズ・インターナショナルが考案し、世界中に発信しているグループエクササイズプログラムである。現在10アイテムあり世界70カ国以上で展開され、週500万人が参加し約12,000クラブで導入されている。 == 概要 ==
レス・ミルズとは、同プログラムを考案したニュージーランドのフィットネスクラブの名称であり、同クラブのオーナーで陸上競技選手でもあったレスリー・ミルズ(Leslie Roy Mills、1934年11月生)に因む。ミルズは1952年以来、夏季オリンピックやコモンウェルスゲームにおいて、約20年間に渡りニュージーランド代表選手(砲丸投げ・円盤投げ・ウエイトリフティング)として活躍した。コモンウェルスゲームスでは金メダル1個を含む合計5個のメダルを獲得している。オリンピックでのメダル獲得はないが、1960年のローマ大会ではニュージーランド選手団のキャプテン・旗手を務めたほか、1964年の東京大会では円盤投げで7位入賞を果たしている。選手引退後はコーチ業のほか、1974年から76年にかけてパプアニューギニア政府のスポーツ・ディレクターを務めたこともある。また1990年から1998年にかけてオークランド市長も務めた。実業家としての活動は1968年、妻・コリーン(1933年生まれ。2005年没)とともにオークランドに「レスミルズ・ワールドオブフィットネス」を開設、以後1980年からは子息・フィリップに実権を渡すとともに、ウェリントン、クライストチャーチ、ダニーデンにもクラブを開設した。 アルゼンチンを拠点に、世界展開しているプレコリオプログラム「ラディカルフィットネス」は、元レス・ミルズ・インターナショナルのスタッフによって創設されたものである。またアメリカを拠点に世界展開しているプレコリオプログラム「ボディトレーニングシステム(BTS)」は、レスミルズ・インターナショナルから分裂したスタッフによって創設されたもので、日本では「ベストフィットネスシステム(BFS)」の名称で展開されている。 名称は2007年1月に「ボディトレーニングシステム」から「レス・ミルズ・プログラム」に変更された。これに合わせて日本でもブランド名が「ボディトレーニングシステムズジャパン」(英:Body Training Systems Japan、略称B.T.S.J.)から「レス・ミルズ・ジャパン」(英:Les Mills Japan)に変更されている。レス・ミルズ・プログラムのロゴマークは2007年第3四半期にアーチを模したものが採用された。2008年秋からは日本でもこのロゴマークが採用されている。2010年にはアーチ部分のみを削除したものに変更された。 日本では1998年、スポーツクラブ「エグザス」を運営していたピープルにより導入された。当初は「ボディパンプジャパン」を名乗りボディパンプを実施していた。その後ピープルの経営権がマイカルからコナミスポーツ&ライフに代わった現在まで同社が総代理店となっている。ジェクサー・ジョイフィットなどコナミスポーツクラブ以外にもプログラム単位で販売されている。一方でメガロスや東急スポーツオアシスなど導入したものの撤退したクラブもある。また近年はコナミスポーツクラブへの集中展開を行っていることもあり他社で新規導入するクラブが減少している。民間のスポーツクラブ以外に自治体が運営しコナミスポーツ&ライフが指定管理者になっている公共の体育施設でも実施されている。日本では約500のスポーツクラブで採用され約34万人の愛好者がいるとしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レス・ミルズ・プログラム」の詳細全文を読む
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