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BVP ( リダイレクト:バイエルン人民党 ) : ウィキペディア日本語版 | バイエルン人民党[ばいえるんじんみんとう] バイエルン人民党(バイエルンじんみんとう、Bayerische Volkspartei、略称BVP)は、かつて存在したヴァイマル共和国のドイツの保守的なカトリック政党。 == 概要 == 中央党のバイエルン支部の人々のうちより保守的でよりカトリックな人々が1919年に中央党から独立して創設した政党である。もとよりバイエルン州は首都ベルリンからの独立意識が強く、このバイエルン人民党の分離もその一つの流れであった。1923年、ドイツ大統領フリードリヒ・エーベルトはインフレの混乱を収拾するために非常事態宣言を布告した。しかしバイエルン州はこれを拒否。グスタフ・フォン・カール(Gustav von Kahr)が州総督(:de:Generalstaatskommissar)となり、緊急事態に備えて独裁的権限を握り、バイエルン人民党がカールを支えた。しかしミュンヘン一揆鎮圧後、カールも地位を去らざるを得なくなった。その後党首ハインリヒ・ヘルトの下で穏健化していった。国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)政権誕生後の1933年4月に解散させられた。親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーが入党していた時期がある。 現在、バイエルン・キリスト教社会同盟(CSU)が同党の後継者を自認している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バイエルン人民党」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bavarian People's Party 」があります。
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