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BYOD BYOD (''Bring your own device''、ビーワィオーディ)は、従業員が個人保有の携帯用機器を職場に持ち込み、それを業務に使用することを示す。日本語では、私的デバイスの活用。元々はCitrixのマークテンプルトンが、2009年にBYOC(computer)を提唱したことから、IT業界で使われる言葉となった。、私有IT機器の業務利用、自分の所有するデバイスを持ち込むなど、安定した訳語がなく、元の英文の頭文字の略語であるBYODで表記される場合が多い。BYODの語は、海外のレストランで、酒の持ち込みを許可するという意味のレストラン用語(BYO、Bring Your Own)から来ている。 BYODにおいては、単純に機器の持ち込みのみでなく、持ち込んだ携帯機器を用いて、アクセス制限をされた企業保有の情報(電子メール、ファイルサーバ、データベースなど)に、アクセスをすることを考えており、それに伴う方針や考え方も含んで議論される場合が多い。また、一部ではBYODは機器の持ち込みのみではなく、機器上で動作するソフトウェア(例えば、ウェブブラウザ、メディアプレイヤー、アンチウイルスソフトウェア、ワープロなど)で情報を扱うために、BYOT(''Bring your own technology'')、BYOB(''Bring your own behaviour'')などの表現を使用する場合もある。 また、類似する用語として、自分の業務に役に立つアプリケーションの持込み(BYOA - Bring Your Own Application)という語も存在する〔Study of MARKESS International "New HR solutions : social network, mobile applications … - France, 2012-2014" 〕。 == 普及状況 == BYODは国により差はあるものの、ビジネスの場においては大きな潮流となっている。BYODの普及率は後述の様に調査結果により大きく差があるものの、日本において20~50%、海外においては、40~90%とされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BYOD」の詳細全文を読む
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