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C12H16N2S ( リダイレクト:キシラジン ) : ウィキペディア日本語版
キシラジン

キシラジン(英:xylazine)とはα2受容体作動薬の1つ。中枢神経系のα2受容体を活性化することにより、鎮静鎮痛筋弛緩を引き起こすため、麻酔前投与薬として使用される。経口投与では分解されるため、筋注や静注薬として使用される。ウシ、ウマでは鎮静薬鎮痛薬としても用いられる。イヌやネコではケタミンと併用されることが多い。副作用としてほとんどの動物において徐脈、一過性の血圧上昇に続く持続的な血圧低下、ウシでは第一胃運動抑制が認められる。キシラジンの薬理作用は4-アミノピリジンヨヒンビンアチパメゾールにより拮抗されるが、ウシではヨヒンビンでは拮抗されない。
== 関連項目 ==

*メデトミジン
*クロニジン

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キシラジン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Xylazine 」があります。




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