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C53形 ( リダイレクト:国鉄C53形蒸気機関車 ) : ウィキペディア日本語版
国鉄C53形蒸気機関車[こくてつしー53かたちじょうききかんしゃ]

C53形蒸気機関車(C53がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省アメリカから輸入したC52形を解析のうえ、国産化した3シリンダー型のテンダー式蒸気機関車である。
愛称はシゴサン
== 製造 ==
汽車製造川崎車輛の2社により、1928年から1929年の間に97両が量産された。その状況は次のとおりである。
* 1928年:C53 1 - 53(53両)
* 1929年:C53 54 - 97(44両)
* 汽車製造(47両)
 * C53 1 - 16(製造番号996 - 1011)
 * C53 43 - 53(製造番号1038 - 1049)
 * C53 57 - 59(製造番号1076 - 1078)
 * C53 71 - 80(製造番号1093 - 1097, 1104 - 1108)
 * C53 91 - 97(製造番号1152 - 1158)
* 川崎車輛(50両)
 * C53 17 - 42(製造番号1241 - 1247, 1254 - 1272)
 * C53 54 - 56(製造番号1303 - 1305)
 * C53 60 - 70(製造番号1322 - 1332)
 * C53 81 - 90(製造番号1375 - 1384)
なお、本形式は製造中において以下に代表される細部の変更が行われた。
* 砂箱の溶接構造化(34号機以降、1929年製の54号機からは外形も変更)
* 運転室上部天窓の増設と加減リンク受の形状変更(43号機以降)
* シリンダ側面の蒸気室覗き穴を大型化(45号機以降)
* 煙室前面に手摺の増設(54号機以降の川崎車輛製)
* 汽笛取り付け位置を火室上部からドーム右側面へ、排障器位置を先台車から前部台枠に(57号機以降)
* 煙室前面の手摺を煙室扉から煙室外周へ(57号機以降の汽車製造製)
* 前デッキ前面の垂直部を一体のものから4分割した引戸に変更(60号機以降)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄C53形蒸気機関車」の詳細全文を読む




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