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docomo PRIME series EXILIMケータイ CA-01C(ドコモ プライム シリーズ エクシリムケータイ シーエー ゼロイチ シー)は、NECカシオ モバイルコミュニケーションズによって開発された、NTTドコモの第3世代移動通信システム(FOMA)端末である。docomo PRIME seriesの端末。 型番は「CA-01C」とカシオ計算機を意味する「CA」を冠し、なおかつカシオブランドであるが、ドコモとNECカシオの扱いは事実上日本電気(NEC、本来は「N」)同様である(後述)。以下、「N」と「CA」はそれぞれNECブランド、カシオブランドの携帯電話を表す。 == 概要 == NECカシオ製ではあるが、カシオブランドとしては初となるドコモ向け端末である。またドコモ初のEXILIMブランドを使った携帯電話となる。 au向けやソフトバンク向けのCAはカシオも開発に携わっているが、本機はカシオがNECカシオに商標ライセンスを提供する形でNECカシオが全面的に製造・開発を行っており、カシオは本機の開発には関与していない〔16.3メガカメラ搭載のドコモ初のEXILIMケータイ「CA-01C」 - ケータイ Watch 〕。このため、以下からも分かる通りCAではあるがドコモとNECカシオからは事実上Nの扱いを受けている。 カシオが開発に関与していないため、搭載されている機能も「他社向けのCA」というよりほぼ「ドコモ向けのN」であるため、本機は「カシオのEXILIMブランドを冠したN」である。 *端末本体やオプションにつけられる「Axxyyyyy」のコードも、従来からのNECからの通し番号で「AANyyyyy」となっており「ACAyyyyy」とはなっていない〔かつては、カシオ製のポケットポストペットで「0CAyyyyy」のコードになっていた。mova向けであったため、頭はAではなく0となっていた。〕。 *ドコモオンラインショップでも「N/CA(NEC CASIO Mobile/NECカシオモバイル)」として検索する扱いとなっており、NとCAの扱いが同じ〔富士通東芝製・東芝ブランドのT-01Cも同様にTではなくFの扱いとなっている。その後継機種であるT-01DとT-02Dは富士通(本体)製・富士通ブランドである。通し番号は、前者が「ATSyyyyy」、後者が「AAFyyyyy」。現在では、こちらも「F/T(FUJITSU/富士通)」とまとめられている。〕。 *電池パックも「N22」となっており、N-02Bとの共通品をそのまま採用している。 *カメラ機能はEXILIMブランドを冠しているが、瞬撮機能(後述)は他のEXILIMケータイを含めたCAというよりはNの定番機能である。 *オペレータパックを利用している点を考慮しても、OSとボタンの配置がNのそれ(Access Linux Platform)と全く同じ。文字入力方式にもNと同じT9がある。 *カタログに関する問い合わせ先が、明記されていないがNECのインフォメーションセンター(Nのカタログに記載された電話番号とフリーダイヤル・ナビダイヤル共に同じ)。 *本機のウェブサイトはCAのサイト「カシオ携帯電話オフィシャルWEBサイト」にあるが、ユーザーサポートのページはNのサイト「NEC mobile」にある。 2011年夏モデル限りでdocomo PRIME seriesが廃止されたため、本機は同シリーズ全体として最終機種となった。また2013年4月現在においてもドコモ向けのNECカシオ製携帯電話は全てNのため、ドコモ向けのCAは(事実上のNではあるが)本機が唯一である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CA-01C」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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