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CA19-9 ( リダイレクト:CA 19-9 ) : ウィキペディア日本語版
CA 19-9[しーえい199]
CA 19-9carbohydrate antigen 19-9)は、マウスモノクローナル抗体NS19-9で認識されるシアリルLea抗原(糖鎖抗原)のこと。腫瘍マーカーの一つ。陽性的中率は低く〔鈴木朋子、今井瑞香、窪田素子、北嘉昭、土田知宏:人間ドック受診者における腫瘍マーカーCA19-9高値例の検討 人間ドック (Ningen Dock) Vol.30 (2015) No.1 P22-29〕、単独高値だけで判定は行わない〔〔。
== 解説 ==
ある糖鎖はがんで特異的に発現することからこれを測定して腫瘍マーカーとするが、1979年にコプロフスキ( Koprowski )らは、ヒト結腸がん細胞株SW1116をマウスに免疫して(マウスモノクローナル抗体)NS19-9を作成し〔Colorectal carcinoma antigens detected by hybridoma antibodies. Koprowski H, Steplewski Z, Mitchell K, Herlyn M, Herlyn D, Fuhrer P Somatic Cell Genet. 1979 Nov;5(6):p.957-72〕、このNS19-9で認識される細胞膜糖脂質由来の糖鎖は、Lewisaの糖鎖のN端にシアル酸が結合したモノシアロガングリオシド ( Monosialoganglioside) であることも1982年に解明された
〔J L Magnani, B Nilsson, M Brockhaus, D Zopf, Z Steplewski, H Koprowski and V Ginsburg 「A Monoclonal Antibody-defined Antigen Associated with Gastrointestinal Cancer Is a Ganglioside Containing Sialylated Lacto-N-fucopentaose 11」Vol. 257, No 23, Issue of December 10, p14365-14369, 1982〕。このシアリルLeaの糖鎖抗原がCA19-9である。
CA19-9検査は、血清中のシアリルLea抗原 (sialyl Lewis A:sLe) を測定する検査。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CA19-9 」があります。




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