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CAMM
CAMM()は、イギリス軍の次世代短距離防空ミサイル・個艦防空ミサイルとして開発されているミサイル。イギリス国防省の将来区域防空システム(Future Local Anti-Air Defence System: FLAADS)計画に応じて、MBDA社により開発された。 == 概要 == イギリス海軍向けの個艦防空ミサイルは''CAMM(M)''ないしシーセプターと称されており、2016年以降、シーウルフの後継として予定されている。一方、イギリス陸軍向けの短距離防空ミサイルはCAMM(L)と称されており、2020年以降、レイピアの後継として予定されている。また、ASRAAMの後継となる短距離空対空ミサイルとして、CAMM(A)の開発も提案されている。 CAMMの設計は、おおむね、空軍の短距離空対空ミサイルであるASRAAMに基づいている。ただし、終末誘導方式としては、ASRAAMが赤外線画像(IIR)誘導方式を採用していたのに対し、CAMMではアクティブ・レーダー・ホーミング(ARH)誘導方式を採用した。 CAMM(L)とシーセプターは、いずれも、ソフト・バーティカル・ランチ(SVL)と呼ばれる、新しい垂直発射システムを採用している。これは、まず発射機のピストンによってミサイルを射出したのち、空中で固体燃料ロケット・モーターに点火するというものである。シーセプターは、シーウルフ1発分の容積に4発を収容することができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CAMM」の詳細全文を読む
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