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CAPTAS CAPTAS(Combined Active and Passive Towed Array Sonar)は、フランス・タレス(旧 トムソンCSF)社の可変深度ソナー/戦術曳航ソナー・システム。また、CAPTASの元となったATAS(Active Towed Array Sonar)についても本項で取り扱う。 == 概要 == ATAS/CAPTASシステムの基本的なコンセプトは、アクティブ・ソナー発信とパッシブ・ソナー聴音の機能を有する索状のソナー・アレイを曳航するというものである。艦体装備のソナーよりもアレイを長くでき、より低周波を使えることから、タレス・アンダーウォーター・システムズ社は、これらのシステムをLFA-VDS(Low Frequency Active - Variable Depth Sonar)システムと称している。 タレス・アンダーウォーター・システムズ社のLFA-VDSシステムは、対潜艦向けの重量級システムと、汎用艦向けの軽量級システムの2系統として開発が進められている。このうち、軽量級として開発されたのがATASであり、その発展型がCAPTASである。また、CAPTASをもとにしてさらに軽量化し、沿海域戦闘に最適化したCAPTAS-Nanoも開発された。これに対する重量級としては、トゥールヴィル級駆逐艦向けにSLASM(Système de Lutte Anti-Sous Marine)が開発された。現在、さらにこれを発展させたFREMM計画艦向けの機種が開発中である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CAPTAS」の詳細全文を読む
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