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骨組, 残骸, 死体 =========================== 「 CARCASS 」を含む部分一致用語の検索リンク〔 4 件 〕 ・carcass : 骨組, 残骸, 死体 ・carcass grade : 枝肉規格 ・carcass judging : 枝肉格付 ・dressed carcass : 枝肉
カーカス(CARCASS)は、1985年に結成された、イギリス・リヴァプール出身のエクストリーム・メタル〔バンドである。1995年に解散したが、2007年に再結成している。日本では「リヴァプールの残虐王」のキャッチコピーが有名である。 初期の音楽性は後のグラインドコア、特にゴアグラインドのシーンで今でも大きな影響力を持ち、またアルバム『ハートワーク』はメロディックデスメタルの先駆けとなった。 トイズファクトリーから出ている、ファーストからサードアルバムの日本盤には、それぞれの曲に奇妙な邦題が付けられていることでも知られる(「内臓大爆破」「硫酸どろどろなんでも溶かす」など)。 == 来歴 == ===初期~イヤーエイク時代=== 1985年、リヴァプールで、Middie(ドラム)、Pek(ボーカル)、Paul(ベース)とビル・スティアーの4人によりディスアタック ''(Disattack)'' が結成される。当時はディスチャージ に強く影響されたハードコア・パンクをやっていた。その後ディスアタックは解散し、それとは別に結成されたバンドに、エレクトロ・ヒッピーズでサポート・ボーカルを務めていたジェフ・ウォーカーがベーシストとして加入、ビルの友達だったケン・オーウェン(別の前身バンドではボーカルだった)がドラムとなる。バンド名はカーカスになり、やっている音楽もグラインド・コアに変わる。 1987年に『Flesh Ripping Sonic Torment』と呼ばれるデモを録音し、デモテープをノッティンガムのイヤーエイク・レコードに送ったところ、イヤーエイクと契約を結ぶ。このデモではSanjivという人物がボーカルを担当している。さらに1988年には2番目のデモ『Simphonies of Sickness』を録音、このデモはセカンドアルバムの元になっている。 1988年、イヤーエイクより、ファーストLP『腐乱屍臭』がリリースされる。死体のコラージュを使ったジャケットの為、レコードを置かない店もあったが、イギリスのインディーチャートでは高い成績を得る事ができたらしい。またイギリスBBCラジオの人気番組「ピール・セッション」に出演した。 1989年にはコリン・リチャードソンをプロデューサーに迎えた2ndアルバム『疫魔交響曲』をリリース、このアルバム以降はトイズファクトリーが日本盤を出すようになる。CD版には2ndアルバム『疫魔交響曲』の内容に加え1stアルバム『腐乱屍臭』の曲の一部が収録されていた(海外でも同仕様)。その後1stアルバム『疫魔交響曲』の初CD化に合わせて1996年に1stアルバムの日本盤が発売され、2ndアルバムはボーナストラックが外され『真・疫魔交響曲』と改題された。2ndアルバムリリース後、モービッド・エンジェル、ナパーム・デス、ボルト・スロワーとのヨーロッパツアー「グラインドクラッシャー・ツアー」も行っている。また「ピール・セッション」への2回目の出演も行った。 以前からライブ時のギターに厚みを持たせるため、二人目のギタリストが必要だと考えていたバンドは、1990年にスウェーデンのカーネイジのギタリストだったマイケル・アモットを、セカンド・ギタリストとしてカーカスに加入させた。マイケル・アモットはナパーム・デスのオーディションを受けにイギリスに来た際、ビル・スティアーと知り合い、カーカスとのセッションを行ってもいたが、その時はスウェーデンに帰っている〔http://www.voicesfromthedarkside.de/interviews/michaelamott.htm〕。この頃バンドの音楽性はグラインド・コアからデスメタルに変化しつつあったが、マイケル・アモットの加入により、よりデスメタル色が強くなった。また元々バンドが持っていたブルータルなデスメタルの要素にマイケル・アモットの流麗なギターが加わり、後のメロディック・デスメタルの原型が誕生しつつあった。その年のドイツツアーではアトロシティーの前座を務めている。 再度コリン・リチャードソンをプロデューサーに迎えレコーディングを行い、1991年に3rdアルバム『屍体愛好癖』のリリースが行われる。コリン・リチャードソンは5thアルバムまでプロデューサーを務めることになる。アルバムの作成の途中、ケン・オーウェンが刑務所に送られるアクシデントが発生した(罪状は不明)。 1992年、カテドラル、エントゥームド、コンフェッサーとのヨーロッパツアー「ゴッズ・オブ・グラインド・ツアー」を行い、ツアーに合わせてミニアルバム『ツール・オブ・トレード』をリリースした。このツアーの様子は、先のグラインドクラッシャー・ツアーと共に、ビデオ版の『ウェイク・アップ・アンド・スメル・ザ...』で見ることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カーカス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Carcass (band) 」があります。 スポンサード リンク
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