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CLAYMOREの登場人物(クレイモアのとうじょうじんぶつ)では、八木教広の漫画作品並びにこれを原作としたアニメ作品である『CLAYMORE』に登場する人物について記述する。 声はテレビアニメ版の声優。 == 主要人物 == === クレア === ;【Clare】 : 声 - 桑島法子 : 身長170cm 右利き 攻撃型 : 本作の主人公。組織の150期、前世代のNo.47(最下位)のクレイモア。本人の希望と「素質に恵まれた戦士の血肉を他の戦士に継承させ、強さの永続性を計る」という実験により、妖魔では無くNo.1クレイモア、テレサの血肉を取り込んだ「特殊体」。また、組織史上初めてで唯一、自分の意志でクレイモアになった戦士。無口で仏頂面のため冷静且つ冷淡な性格に思われがちだが、内に秘める感情は情熱的で起伏が激しい。必要以上の集団行動を好まず、独断専行が目立つが、それは被害を最小限に食い止めようとする彼女なりの判断による行動である。本来は優しい性格なのだが、普段の無表情と口数の少なさゆえに周囲には近寄り難い印象を与えている。 :; 技能 :: 半人半妖の血肉を取り込んだ事で妖魔の血肉が薄く、平均的な戦士より運動能力が劣る。しかし、妖気の感知能力は高く、テレサほどではないが相手の妖気の流れから動きを先読みできる。当初は妖気の感知能力以外に秀でた点はなく、ナンバーに相応の実力しか持たなかった。しかし、ラボナでの戦いで半覚醒したこと、イレーネの右腕を授かり、不完全ながらも「高速剣」を使えるようになったこと、北の戦乱後の7年間の鍛錬などにより着実に力を付け、戦士として上位に位置する戦闘能力を身につけた。 :: 高速剣はイレーネの右腕で放つが、クレア本人の地力がイレーネに劣ることに加え、気性が高速剣に不向きなため、イレーネのそれに比べ威力、剣速、持続時間、即応性などが劣っている(左腕で放つ場合、威力と剣速はさらに落ちる) 。しかしその一方で、高い妖気の感知能力と連動させ、特定の対象のみを狙う(または避ける)高速剣を編み出し、攻撃対象を選別できないと言う高速剣の弱点の克服に成功した。さらに七年間の鍛錬の成果があって基礎身体能力が向上したことでカサンドラとの闘いの中ではイレーネと同等の高速剣を放った。 :: 北の戦乱後は組織から逃れるために妖力を抑え続け、妖気を完全に封じ込めた。それ故、妖力解放を要する高速剣を禁じ手とし、それに替わる戦力としてフローラの特技「風斬り」を体得した。 :: ラファエラの記憶と感情を受け継いだ影響により、ラファエラの闘い方(身体の周囲に妖気の膜を張ることで視界から外れた動きまで正確に感知するほか、蹴りをはじめとした体術を組み合わせる戦い方)も可能となった。 :; 主な経歴 :: 幼少の頃、兄に化けた妖魔に家族を殺されて村から放逐され、さらに別の妖魔に奴隷として囚われ虐待を受け続けたことが原因で失声症に陥り、生きる希望も気力も失っていたが、テレサとの出会いにより救われた。そのため、テレサの死後に彼女を殺した覚醒者プリシラを討つために自らの意志でクレイモアになった。訓練生時代は運動能力の低さゆえに大剣をまともに振れなかったが、それを克服、最終試験を通り印を受ける。 :: ある任務でラキと出会い、その境遇が幼い頃の自分と似ていたことから親近感を覚え旅を共にし、聖都ラボナでの戦いを経て絆を深め、互いに好意を抱くようになる。その後、自身初の覚醒者討伐の任を受け、ミリア・ヘレン・デネヴと出会い、当初はいがみ合っていたが、任務終了時には互いの実力を認め合い、再会を誓う。ゴナールの町での任務で暴走したオフィーリアからラキを逃がすために別れ、そこでかつてのNo.2イレーネに命を救われ、彼女の得意技「高速剣」と、戦闘で失った右腕の代わりとしてイレーネの右腕を授けられた。その後、覚醒したオフィーリアや深淵の者との戦いを切り抜け、ラキの行方を追って北の地アルフォンスの覚醒者狩りに参加するが、覚醒者の軍勢に抗し切れず敗北してしまう。この際、リガルドの攻撃からミリアを救うため、四肢のみを完全覚醒させ勝利するも覚醒の限界を超えてしまい、ジーンの命懸けの妖気同調によって救助された。この経験はクレアの深層意識に楔として残ることとなる。 :: 北の戦乱を生き延びた後は、同じく生き延びた戦士たちと共に身を隠し、鍛錬を重ねつつラキの行方を捜していた。北の戦乱から7年後、北の地でラキの痕跡を見つけ、南下を決意。南下の途中リフルと出会い、組織の現状を聞き出した後仲間とともにラボナに現れた。その後はラキと再会するためユマ、シンシアと共に西の地へと向かい、リフルの根城でルシエラ×ラファエラと接触、精神世界でラファエラと戦い、彼女の記憶と感情を受け継いだ。その影響で以前にはなかったはずのアリシアとベスの記憶があり、直後のルシエラ×ラファエラの断片との戦闘では断片の特性も知っていた。2度目の断片放出の際にプリシラと対峙し、プリシラを倒すため2度目の四肢の完全覚醒を試みるが、過去にジーンが命を懸けてそこから救ってくれたことから、自分でも気付かない程の深層意識で覚醒を引き戻してしまい、失敗。その後ルシエラ×ラファエラが完全覚醒してしまい、一瞬のうちに飲み込まれてしまう。ルシエラ×ラファエラとクレアとの融合体はさらにプリシラを封印するような形で融合してしまうが、ラキの呼びかけにより融合体から分離、7年ぶりにラキと再会する。 :: その後はミリア達や覚醒者達と共闘しつつ、新たなる深淵の者であるカサンドラと戦闘。その際に、カサンドラから突如出現したプリシラの分身を見事討ち取った。そして自我の戻ったカサンドラをプリシラにぶつけることを改めて提案。プリシラに切り捨てられたラキの手当てをした後、自らも戦線に加わる。この頃には仲間やラキと共に生きたいと思うようになっており、また自身が強くなったことによりプリシラとの圧倒的な実力差を認識してしまい、心が折れかけてしまうがデネヴの言葉で再起。ラキの協力のもと、プリシラに高速剣を放ち勝利する。 ::それでも生きていたプリシラを前に再度覚醒を試み、自身がラファエラやベスの役割を担い、テレサの意識を呼び覚ますことに成功する。テレサが目覚めている間は妖気の制御に徹し、プリシラに勝利したテレサを、幼少期の姿(精神内)で泣きじゃくりながらも笑顔で見送る。 ::プリシラ戦後は、ラキと共にイレーネのもとを訪れる。 :; アニメでの設定 :: 北の戦乱の後、半覚醒した状態でプリシラと相対するが圧倒され、覚醒寸前まで妖力解放を行ってようやく追い詰めるが、プリシラの首を刎ねる直前にラキに制止され、直後に原作同様ジーンによって引き戻される。その後は組織を離反し、ラキと共に旅に出た。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CLAYMOREの登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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