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COMP-X ( リダイレクト:CAP-X ) : ウィキペディア日本語版 | CAP-X CAP-X とは、かつて情報処理技術者試験でのプログラミング能力試験のために使用されていたアセンブリ言語である。後継のCASLに置き換えられ、現在はCASL IIが使われている。 == 概要 == 情報処理技術者試験にはプログラミング能力試験があり、その試験内容はプログラミング言語別に分かれていた。第二種情報処理技術者試験(現基本情報技術者試験)では、受験者が最も得意とする言語による試験を選択することで、特定の言語が得意なプログラマが有利になることを防いでいる。 CAP-X はこの試験で使用するアセンブリ言語として開発されたもので、特定のコンピュータ・アーキテクチャをよく知る受験者に有利に働かないよう、実在しない仮想計算機のアーキテクチャに基づいて仕様が決められている。この仮想計算機を COMP-X と呼ぶ。CAP-X は COMP-X 上のアセンブリ言語の名称である。1977年以降、第一種情報処理技術者試験では CAP-X を使った問題は選択ではなく必須問題となった。 1985年ごろ、CAP-X は後継の CASL に代替された。ワード長などの基本的なアーキテクチャは変わっていないが、レジスタ-メモリ間の演算のみだったものが、レジスタ-レジスタ間の演算も可能とされ、命令の種類も増えている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CAP-X」の詳細全文を読む
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