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CPUソケット : ミニ英和和英辞書
CPUソケット[そけっと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ソケット : [そけっと]
 (n) socket, (n) socket

CPUソケット : ウィキペディア日本語版
CPUソケット[そけっと]

CPUソケット、あるいはCPUスロットとは、
* 狭義には、コンピュータのマザーボード上にある、
:# CPUを物理的に保持し
:# 電気的な接続を確立するための接点を持つ
: 電子部品である。
* 広義には、上述狭義から転じたコンピュータのハードウェアプラットフォームを言う。
== 狭義のCPUソケット・スロット ==
2011年現在、ほとんどのデスクトップパソコンサーバコンピュータ、特にインテルx86アーキテクチャに基づくものは、ソケットでCPUを搭載している。
ほとんどのCPUソケットインタフェースはPin grid array (PGA) 構造を採用し、CPUパッケージ底面の短く硬いピンがソケットの穴に嵌る。ピンを曲げる危険性を低減するため、 Zero Insertion Force (ZIF) ソケットではほとんど抵抗なくCPUを挿入することができるようになっている。レバーを倒すことによりピンをしっかりと保持し、接点を確実に接触させることができる。
2007年現在、いくつかの現行のCPUと今後予定されているCPUの設計では、Land Grid Array (LGA) が使用されている。このパッケージではピンはソケットの側に存在する。ピンは、CPUパッケージ底面のパッド または''ランド''と接触する。
; CPUスロット
: 1990年代後半に、多くのx86プロセッサはソケットではなくスロットに装着された。CPUスロットは拡張スロットに似た、シングルエッジのコネクタであり、そこにCPUを搭載したプリント基板であるCPUユニットを挿入した。スロット型のCPUパッケージは2つの利点があった。CPUユニットのプリント基板に集積回路を追加することによりL2キャッシュメモリを拡充できることと、CPUの挿入・抜却が容易になることである。しかし、スロット型のパッケージはCPUとチップセットの間の配線長が長くなり、その長いプリントパターンに分布する静電容量電気抵抗が、500 MHz を超えるクロックスピードにおいて無視できないインピーダンスとして顕在化し不適切なものとなった。CPUスロットは、AMDSocket AとインテルのSocket 370が導入されたことで使われることはなくなった。
; 名称の混同
: 例えば、LGA775パッケージを採用した(すなわち外形がLGA775である)CPUを接続するCPUソケットの正しい名称は Socket T であるが、しばしば ''LGA775 ソケット'' 、あるいは略して単に ''LGA775'' と表記される。また ''LGA775'' という語は、後述するとおりハードウェアプラットフォームの名称としても拡大使用されている。これらのことから、''LGA775'' とのみ表記されている場合はそれがCPUの形状を指すのかマザーボードの構成部品を指すのかコンピュータのハードウェア仕様を指すのか、文脈から判断しなければならない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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