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CRUD(クラッド)とは、ほとんど全てのコンピュータソフトウェアが持つ永続性〔REST and CRUD: the Impedance Mismatch InfoWorld、2007年1月29日〕の4つの基本機能のイニシャルを並べた用語。その4つとは、Create(生成)、Read(読み取り)、Update(更新)、Delete(削除)である。ユーザインタフェースが備えるべき機能(情報の参照/検索/更新)を指す用語としても使われる。 CRUDの代わりに次のような単語のイニシャルを並べたもの、あるいは頭字語が使われることもある。 * ABCD: add(追加)、browse(走査)、change(変更)、delete(削除) * ACID: add(追加)、change(変更)、inquire(問合せ)、delete(削除)— トランザクション分野で使われるACIDと混同されやすい。 * BREAD: browse(走査)、read(読み取り)、edit(編集)、add(追加)、delete(削除) * VADE(R): view(参照)、add(追加)、delete(削除)、edit(編集)(トランザクション処理に関しては、さらに ''restore''(復元)) == データベースアプリケーション == CRUD は関係データベースアプリケーションやRESTfulなWebアプリケーションで実装する必要のある主な機能を列挙したものと見ることができる。各文字は標準のSQL文に次のようにマッピング可能である。 関係データベースはアプリケーションにとっての典型的な永続性層であるが、それ以外にも様々なものがある。CRUD は、オブジェクトデータベース、XMLデータベース、フラットファイルデータベース、特定のファイル形式などにも実装可能である。 Google Scholar では、CRUD を最初に使った論文として Kilov, H (1990) を挙げている〔Kilov, H (1990) From semantic to object-oriented data modeling 、First International Conference on System Integration, 1990. 385 - 393.〕。その概念は Kilov (1998) でも詳述されている〔Haim Kilov (1998) Business Specifications: The Key to Successful Software Engineering 、Prentice Hall、ISBN 0-13-079844-4〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CRUD」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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