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CTSS : ウィキペディア日本語版
CTSS

CTSS(Compatible Time-Sharing System、互換タイムシェアリングシステム)は、MIT計算センターで開発された世界初のタイムシェアリングシステムのひとつ。1961年に最初の実演が行われ、1973年までMITで稼動していた。当時、MITの Project MAC にもCTSSの2号機があったが、それ以外のサイトで採用されたことはない。CTSSに関する論文は1962年春季合同コンピュータ会議で発表された。

== 概要 ==
その名称にある "Compatible"(互換)とは IBM 7094 の標準のバッチ処理OS FORTRAN Monitor System (FMS) との互換性を意味している。CTSSはバックグラウンド機能で提供された仮想7094上でFMSをそのまま実行することができた(ハードウェアは完全には仮想化できていない)。バックグラウンドFMSジョブは問題なく磁気テープにアクセスできたが、フォアグラウンドプロセスの実行をじゃましたり、それらが使用するリソースを奪うことはできなかった。
CTSSは後世に大きな影響を与えた。タイムシェアリングが可能であることを示し、コンピュータの新たな重要な用途を生み出した。その後のタイムシェアリングシステム(特にCP/CMS(:en:CP/CMS))に多大な影響を与え、直接の後継である Multics は後のOSの基本概念の多くを生み出した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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