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CV-1 ( リダイレクト:ラングレー (CV-1) ) : ウィキペディア日本語版 | ラングレー (CV-1)
ラングレー (USS Langley, CV-1/AV-3) は、アメリカ海軍初の航空母艦。プロテウス級給炭艦ジュピター (USS Jupiter, AC-3) より改修された。後に水上機母艦に改造された。 == 給炭艦 ==
ジュピターは1911年10月18日にカリフォルニア州ヴァレーオのメア・アイランド海軍造船所で起工された。1912年8月14日にトーマス・F・ルウム夫人から後援を受け進水し、1913年4月7日に初代艦長ジョーゼフ・M・リーヴスの指揮下就役した。ジュピターの姉妹艦 、サイクロプス (''USS Cyclops, AC-4'') は第一次世界大戦中にバミューダ・トライアングルで消息不明となり、プロテウス (''USS Proteus, AC-9'')とネレウス (''USS Nereus, AC-10'') も第二次世界大戦の間にサイクロプスと同航路で消息不明となっている。 試験航海後、アメリカ海軍初の電気推進船であるジュピターはカリフォルニア州サンフランシスコで海兵隊の分隊を乗艦させ、ベラクルス危機で緊張した時期の1914年4月27日に、メキシコのシナロア州マサトランで太平洋艦隊に報告を行った。ジュピターは太平洋岸に留まり、10月10日にペンシルベニア州フィラデルフィアに向けて出航した。途中コロンブス・デーにパナマ運河で記念の汽笛を上げる。ジュピターは西から東へパナマ運河を通過した最初の艦であった。 アメリカ合衆国の第一次世界大戦への参戦に先立って、ジュピターは大西洋艦隊遠洋部隊に所属し大西洋およびメキシコ湾を巡航した。1917年4月6日にバージニア州ノーフォークに到着し、海軍海外輸送部隊 (''Naval Overseas Transport Service, NOTS'') に配属される。1917年6月および1918年11月にフランスへの貨物輸送を行い、その間給炭任務は中断された。1919年1月23日にノーフォークに帰還し、その後3月8日にフランスのブレストに向かいヨーロッパ水域で給炭任務に従事する。8月17日にノーフォークに帰還し、西海岸へ移動、空母への改装が1919年7月11日に承認された。12月12日にハンプトン・ローズへ移動し、1920年3月24日退役。
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