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CaO ( リダイレクト:酸化カルシウム ) : ウィキペディア日本語版
酸化カルシウム[さんかかるしうむ]

酸化カルシウム(さんかカルシウム、Calcium oxide、quick lime)は化学式 CaO で表される化合物。慣用名として、 生石灰(せいせっかい〔岩波書店「広辞苑」第六版、2008年、p1546〕〔三省堂「新明解国語辞典」第三版、1981年、p626〕)とも呼ばれる。生石灰は ''しょうせっかい'' とも読めるため、消石灰と区別するため「きせっかい〔日本石灰協会・日本石灰工業組合〕」と通称される場合がある。のあるアルカリで、室温では結晶である。石灰という語はカルシウムを含む無機化合物の総称であり、石灰岩のようにケイ素マグネシウムアルミニウムなどよりカルシウムの炭酸塩酸化物水酸化物が多く含まれている岩石も指す。対照的に、生石灰は純粋な化合物のみを指す。
生石灰は比較的安価で、酸化カルシウム()とその誘導体である水酸化カルシウムは重要なである。
== 調製 ==
炭酸カルシウムの熱分解を利用する。炭酸カルシウムを825以上〔Merck Index of chemicals and Drugs , 9th edition monograph 1650〕に加熱すると二酸化炭素を放出して生ずる。融点は2572。通常は石灰や貝殻を岩を石灰窯で強熱して製造する。このプロセスは煆焼と呼ばれる。
: \rm CaCO_3\longrightarrow CaO + CO_2
しかし放置すると空気中の二酸化炭素と反応し、上記の反応の逆反応が起こる。ただし水を加えて消和すれば反応は止まり、やになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「酸化カルシウム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Calcium oxide 」があります。




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