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CardWirth(カードワース、略称「CW」)は「groupAsk」が開発したWindows上で動作するフリーウェアのコンピュータRPGである。 2000年頃にブームを迎え、一大コミュニティを形成しメディアから頻繁に取り上げられていた時期もあったが、その後はブームも去り比較的小規模な状態で落ち着いた。登場から16年目となる2014年現在もユーザーによるシナリオの作成・公開などは続いており、一時期ほど活発ではないものの一定のユーザーを獲得している。 なお開発者のgroupAskはCardWirthの開発や運営から既に退いており、その役割はユーザーサイドに委ねられている。 == 概要 == CardWirth(カードワース、略称「CW」)は、「groupAsk」(「開発者と公式サイト」の項にて後述)によって開発され、1998年8月にインターネット上で公開された。公式サイトに記述された紹介文によると「CardWirthはTRPG(テーブルトークRPG)の自由度と、カードゲームの遊び易さを融合した、新しい形態のRPG」とされている。自由に移動できるフィールドを持たない、画面内に配置されたカードをクリック(選択)することでゲームを進行させていく、キャラクターの能力値のほとんどが隠蔽されている、戦闘システムがカードバトルになっているなどの独特のゲームシステムが特徴である。そのプレイ感覚はコンピュータゲームに当てはめて例えた場合、どちらかといえばRPGよりもアドベンチャーゲーム (AVG) やサウンドノベルに近い。 多くのRPGと異なり基本的に固定されたストーリーを持たず、「シナリオ」と呼ばれる外部データをユーザーが追加してプレイする形式が採られている。シナリオについては、CardWirthがTRPGを意識しているだけあって、特定のシナリオをプレイすることによって以降連鎖的にプレイ可能となるキャンペーンシナリオ形式にも対応している。 CardWirth本体はシナリオを読み込み、動作させるためのエンジンとなっている。 またこのエンジンとは別にシナリオ作成用エディタも公開されており、ユーザーの手によってシナリオを制作することが可能。 現在ではユーザーが作成したシナリオやCardWirthでの利用に適した各種のリソース(画像、楽曲)が多数公開されている。 一般に人気フリーソフトゲームのコミュニティ形成は「作者」:「ユーザー」の関係が一対多であることが多いが、CardWirthは先述の通りユーザーが創作側に回ることも珍しくなく、多対多のコミュニティが形成された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CardWirth」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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