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cgroups (control groups) とは、プロセスグループのリソース(CPU、メモリ、ディスクI/Oなど)の利用を制限・隔離するLinuxカーネルの機能。"process containers" という名称で Rohit Seth が2006年9月から開発を開始し、2007年に cgroups と名称変更され、2008年1月に Linux カーネル 2.6.24 にマージされた。それ以来、多くの機能とコントローラが追加された。 == 機能 == 設計目標の一つは、nice のように一つのプロセスをコントロールすることから OpenVZ や Linux-VServer のようにOSレベルで仮想化することまで、様々なユースケースを統一されたインターフェイスで提供することにある。 cgroups は以下の機能を提供している。 * リソース制限: グループのメモリ使用量を制限できる。これはファイルシステムキャッシュを含む。元々の論文は Containers: Challenges with the memory resource controller and its performance というタイトルで Linux シンポジウムで発表された。 * 優先順位: いくつかのグループに、より大きな CPU やディスクI/Oスループットを割り振ったりできる。 * 計上: あるシステムがどれだけのリソースを使用しているか計測する。課金用など。 * 隔離: グループを他と切り離して異なる名前空間に置き、他のグループのプロセス・ネットワーク接続・ファイルが不可視になるようにする〔。 * コントロール: グループをフリーズしたり、チェックポイントしたり、再開したりできる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cgroups」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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