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クロミウム, クロム =========================== 「 Chromium 」を含む部分一致用語の検索リンク〔 3 件 〕 ・chromium : クロミウム, クロム ・chromium intensification : クロム補力 ・chromium trioxide : 三酸化クロム
Chromium(クロミウム)はオープンソースのウェブブラウザのプロジェクト名で、Google Chromeはこのソースコードを引き抜いて開発されたものである。オペラ・ソフトウェアが開発するウェブブラウザのOperaも、2013年7月に安定板がリリースされたバージョン15以降、Chromiumをベースとしている。 このプロジェクトで開発されるChromiumのスナップショットは、Googleによるいくつかの追加機能を除いて、Google Chromeの最新ビルドと本質的に似ている。Google Chromeに含まれているがChromiumには含まれていない代表的なものには、Googleブランド、自動アップデート機能、クリックラップ契約(利用許諾に「同意する」を押下することで承諾するもの)、RLZトラッキング機能、Adobe Flash Player、翻訳機能〔の同梱などがある。 Chromiumプロジェクトの名前の由来は、鉄などのめっきに使われることで知られる金属系元素のクロム(英語でchromium)である。そのクロムめっきを施した金属を英語で chrome と呼ぶことから、「(Google) Chromeを作るのに使うモノ」という意味でこの名称となった。Googleは自身の考えとして、開発者向けの文書上でChromiumはオープンソースプロジェクトの名称で、最終的な製品名称はChromeにすると述べた〔.〕。ただし、他の開発者たちはChromiumのコードを用いて"Chromium"という名前でのビルドを作成している。 プロジェクトの大きな目的のひとつとして、Chromeはウェブにおけるタブ付きのウィンドウマネージャもしくはシェルになることであり、既存のウェブブラウザとは対照的である。 この考えはWindows ExplorerやMac OS XのFinderを簡素化させるのと同じようにこのアプリケーションも簡素化を図っている。このことについて開発者は「(体感および物理的に)軽量で高速に感じなければならない」と説明している。 == Google Chromeとの相違点 == Chromiumはオープンソースプロジェクトに対して与えられた名称であり、Chromiumプロジェクトによってブラウザのソースコードの提供や保守を行っている。最新のプリコンパイルされた状態のファイルをWindowsやLinux、Macにインストールすることができ、またダウンロードしたソースコードを各々のプラットフォームにて手動でビルドさせることもできる。 Google Chromeには、以下の機能が加わる: Flash Playerの同梱〔Bringing improved support for Adobe Flash Player to Google Chrome 〕、Chrome PDF Viewerの統合、Googleの名称とそのブランドロゴ、自動アップデート機能(GoogleUpdate)、Googleへの利用状況やクラッシュレポート送信機能、RLZトラッキングの送信機能、Googleの翻訳機能〔今までChromiumでもGoogleの翻訳機能が利用できたが、現在は利用できない。〕。 メディアファイル形式では、Chromiumに対応している、Vorbis、Theora、WebMに加え、Chromeでは、H.264、AAC、MP3にも対応している。特定のLinuxディストリビューションでは独自にコーデックに追加、対応させたChromiumも作られている。 2010年6月にGoogleは、利用者がアドレスバーからGoogle検索を利用する際に任意の文字列をGoogleへ送信されるRLZトラッキングのトークン情報について公表し、これらはマーケティングプロモーションとディストリビューションパートナーから提供されたChromeに対して入っており、Googleから直接ChromeをダウンロードしたものやChromiumではバージョンに関わらずRLZの導入はしていないとコメントした。同時にRLZのソースコードが公開され、開発者がその動作の仕組みを確認することができるようになった〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Chromium」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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