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シティレール(英語: CityRail)は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の三大都市であるシドニー・ニューカッスル・ウロンゴンの周辺で旅客鉄道事業を行っているレール・コーポレーション・ニューサウスウェールズ(レールコープ)の部門、およびその路線である。一部の区間では鉄道の代わりに路線バス事業も行っておりバスの運行は民間に委託している。 ==概要== シティレールは州政府が所有する会社であるレールコープの業務部門であり、通勤輸送・都市間輸送・地域輸送の鉄道事業といくつかのバス事業を受け持っている。長距離輸送は同じレールコープのカントリーリンクが行っている。 シティレールの路線網は1855年に建設が始まった。今日ではシドニー市 (:en:City of Sydney) を中心として北はアッパー・ハンター市 (:en:Upper Hunter Shire Council) まで、南はショールヘイブン市 (:en:City of Shoalhaven) まで運行エリアが広がっており307の駅がある〔About CityRail - Facts and stats (シティレール)の "307 stations" による。同社のサイト内には他に306駅と書かれているページもあるが、路線図や時刻表に掲載されている駅は307個である。〕。主にレールコープの線路を走行するが、北部と南西部の一部の区間ではオーストラリア鉄道線路会社 (ARTC: :en:Australian Rail Track Corporation) の線路を走行する〔Route Standards , System Maps (ARTC)〕。軌間は1435mmの標準軌である。シティレールと州の運輸施設開発会社 (:en:Transport Infrastructure Development Corporation) は現在、複雑な運行形態を単純化するため「レール・クリアウェイズ・プロジェクト」(:en:CityRail Clearways Project) に取り組んでいる。 シティレールのほとんどの区間は直流1500ボルトの架空電車線方式で電化されているが、シドニー都市圏から離れた地域では気動車で運行されている区間もある。シティレールの電車はすべて2階建車両で動力分散方式である。 1日の利用者数はおよそ80万人である〔MyCaree - About RailCorp 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シティレール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CityRail 」があります。 スポンサード リンク
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