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CnsMin(シーエヌエスミン)は、中華人民共和国の3721 Network Software社(旧Inter China Network Software社、Yahoo!の子会社)が製作したプログラムの一つ。 その動作・性質から、アドウェア、あるいはマルウェア(スパイウェア、ブラウザハイジャッカー)の一種であると指摘される。日本語版は、JWord株式会社が配布するJWordや、壁紙.comが提供する壁Naviに含まれる。 2006年11月および2007年1月・2月・5月にはウェブルート・ソフトウェアの調査において、2008年下半期にはマイクロソフトの悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)の調査において、最も流行したアドウェア、スパイウェアとして報告された〔'ウェブルート、11月に発見されたスパイウェア・トップ10ランキングを発表 ' RBB TODAY, 2006年12月5日〕〔'詐欺的なセキュリティソフトに引き続き注意――Webroot 1月スパイウェアランキング ' インターネットコム, 2007年2月5日〕〔'偽セキュリティソフトに注意――Webroot 2月スパイウェアランキング ' インターネットコム, 2007年3月8日〕〔'偽セキュリティソフトの日本語版に注意――Webroot 5月スパイウェアランキング ' インターネットコム, 2007年6月5日〕〔'日本は安全か? - Security intelligence Report Vol4 ' マイクロソフト, 2008年6月23日〕。 == 概要 == CnsMinは、Internet Explorerのアドレスバーに、中国語(日本語版では日本語)を入力することで検索が行えるようにする機能を持つ。CnsMin自体は、明白な有害性を持つものとはいえない。ただ、不可解な動作を行うことがあり、注意を要するプログラムである。 CnsMinは、アンチスパイソフトウェアにより、マルウェア(ブラウザハイジャッカー、スパイウエア)として検出されることがある。また、CnsMinがインストールされると、Internet Explorerの使用中にポップアップ広告を出すため、アドウェアの一種とされる。 日本語版のCnsMin(CnsMin.dll)をメインモジュールとするJWordを配布するJWord株式会社は、CnsMinがマルウェアなど悪意のあるプログラムとする疑惑に対して、以下の理由を挙げて否定する。 *以前のJWordのバージョンは、日本語で書かれたJWordのWebサイトにアクセスしない限りアンインストールできなかった。アンチスパイソフトウェアの制作者は日本語を読めなかったため、彼らはCnsMinを「アンインストールが困難なブラウザハイジャッカー」と判断したものと推定される。 *現在のJWordは、コントロールパネルからアンインストールすることもできる。JWordプラグインには、利用者を特定するような情報を取得する機能はないため、スパイウェアにあたらないが、特定のWebサイトにアクセスするとPCの利用者の許可をまったく取らずにインストールされることもあるため、多くの混乱を招いている。 現在はともかく、過去のJWordはアンインストールの仕方が困難なブラウザハイジャッカーであったことを認めるような説明であると指摘される。 検索機能の利用やアップデートの際に送信される情報の内容は明らかにされておらず、いまだスパイウェアの疑いが晴れたものとはいいがたい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CnsMin」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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