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cowsayとは、メッセージをつぶやくウシのアスキーアートを生成するプログラムである〔 〕。ウシ以外にも様々な動物のアスキーアートが用意されており、動物を変えて出力することも可能である。また、関連するプログラムとして、cowthinkというものがあり、これは、cowsayのメッセージイメージとは違って会話のふきだしが思慮深いときのもの(丸の泡で示される状態)が表示される。コマンドを出力させたい文字列を引数に与えて実行すると、以下のように出力される。
cowsay用に用意される.cowファイルがあり、これを利用すると「ウシ」の部分を変えたり、別種の「目」の形にするなどしてメッセージをカスタマイズすることができる〔 rmsのAA。〕。時折IRC、デスクトップのスクリーンショットそしてソフトウェアのドキュメント中にも使用される例が見られる。このプログラムは多かれ少なかれ、ハッカー文化におけるジョークの意味合いがあり、しかしながら、広く長く使われている。2007年には様々なDebianパッケージを紹介するサイト、"Debian Package of the Day"にて取り上げられている〔 〕。 cowsayはプログラミング言語のPerlで作成されている。そして、それ自体UNIXのシステムタスクに容易に適応し得る。例えば、ユーザーのホームディレクトリがディスクフルになっただとか、新しいメールが届いた際にそれら通知と組み合わせて利用できる。加えて、CGIとの親和性も高い〔 〕。 == 実行例 == UNIXコマンドfortuneは、パイプ経由でcowsayコマンドにメッセージを送れる:
そして、パラメータ(オプション)-fに引数tuxを与えて実行すると、ウシの代わりにLinuxのマスコット、タックス(Tux)が表示される:
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cowsay」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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