|
クロスプラットフォーム()とは、異なるプラットフォーム(例えばPC/AT互換機と、あるいは・・・などのように、仕様が全く異なる機械(ハードウェア)またはオペレーティングシステム)上で、同じ仕様のものを動かすことが出来るプログラム(ソフトウェア)のことを言う。同様の呼称にマルチプラットフォームがある。 また、家庭用ゲームにおいて複数のハードで同じ作品が発売されることを指して「マルチプラットフォーム」と呼称する場合がある。本項ではこのケースについても後述する。 ==クロスプラットフォームのアプリケーションプログラムの例== 具体的には次のようなものがある。 * アプリケーション * アプリケーション * アプリケーション クロスプラットフォームなプログラムは、表面上はどのオペレーティングシステム上でも全くほぼ同じように動作するが、場合によってはオペレーティングシステム側とのやり取りを行う部分は、それぞれのOSの機能に応じて最適化がなされていて、一方のオペレーティングシステムで動いていたものを、そのまま他のオペレーティングシステムに持っていっても動作しない場合がある。そのため一部のプログラムでは、各オペレーティングシステム専用のコードをどのオペレーティングシステム向けのパッケージにも含ませていることがある。また、保存された設定などの一部データは、他のオペレーティングシステムに移植しても正常に動作することがある。例えば、 のメールデータや設定などのプロファイルを別のプラットフォームへ持っていけば、新たなプラットフォーム上で引き続き利用できる〔参考〕。 の実行環境は や 、 や 、携帯電話などに存在するため、Java バイトコードできたアプリケーションはこれらのプラットフォーム上で同じように利用できる。 モジラ・ファウンデーションがオープンソースで開発しているインターネットアプリケーション群も複数のオペレーティングシステムに提供されている。 は単なるブラウザやメールクライアントなどのアプリケーションという位置だけではなく、それらアプリケーション上で動作する共通のプログラムを扱える。例としては の拡張機能(エクステンション、アドオン)にFTPクライアントの機能を持たせる というものがある。これを用いれば からFTPを利用できる。つまり、 がインストールできる異なったOSで、同様の機能のソフトを利用できるということである。 のケースでは、オペレーティングシステム環境に依存せず異なる環境へ移植可能で軽量なプログラムコードを用いているため、デスクトップ環境のみならず、容量の少ない携帯電話や家庭用ゲーム機にもブラウザ機能を移植するケースが存在する。 さらに、ダイナミックHTMLを活用したリッチインターネットアプリケーションが既に広く利用されており、ウェブブラウザもクロスプラットフォーム環境である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロスプラットフォーム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cross-platform 」があります。 スポンサード リンク
|