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シートリップ(、)は、中国を中心とした、航空券・ホテル・鉄道等の、旅行に関するオンライン予約を扱う、ウェブサイトおよびアプリ。また、()は、中国・上海市に本拠地を置く、同サービスを運営するオンライン・トラベル・エージェンシー()である。''()は、中国・上海市に本拠地を置く、同サービスを運営するオンライン・トラベル・エージェンシー()である。 == Ctrip.com international Ltd.(運営企業) == 中国のOTAとしては最大手であり、中国本土や香港・台湾などに、9つのグループ会社を持つ。中国に加えて、日本・韓国・シンガポールに事業拠点を置き、地域別にローカライズされた10のウェブサイト・アプリを運営する。カスタマーサービスセンターは外部委託をせず直営で運営され、上海と南通に設けられている〔。 シートリップは1999年、梁建章()、、、により共同設立された〔。初期はコールセンター対応の旅行予約が多くの割合を占めていたが、中国でのスマートフォンの普及に伴い、現在はアプリ・ウェブサイトを中心とした事業形態となっている。2003年にNASDAQに上場した。2014年の収益比率は、宿泊予約が41%、航空券・鉄道等のチケット予約が38%、パッケージ商品が14%等となっている〔。 2004年から2007年の期間、楽天がシートリップの株式を取得し、シートリップは楽天の持分法適用関連会社となっていた。その後2014年に、アメリカのプライスライングループが、シートリップの少数株式取得を発表している(その後増資し2015年12月に15%取得)。シートリップのホテル予約が、ホテル決済によるビジネスモデル(日本のじゃらんnetなどと同様)であることから、同じビジネスモデルに強いプライスライングループとの協業関係強化が選択されたと見られている。2015年10月、中国の検索最大手である百度が、傘下の旅行検索サイト()の株式をシートリップに売却すると共に、シートリップの株式の25%を取得している。2016年1月、シートリップは、インド最大のOTAであるメイクマイトリップの少数株式取得を発表した。 日本法人(シートリップジャパン)は、2014年5月に開設され、東京(日本橋茅場町)にオフィスを持つ〔。2015年、日本旅行業協会(JATA)の正会員に加入した。 訪日中国人の半数がシートリップのサービスを利用しているとされ、中国語版は、中国本土における旅行商品予約を中心に、伸張する中国人の海外旅行需要に対応し、世界各地域への航空券やホテルの予約など、機能拡大がなされている。日本のホテルに関して、「中国人に優しい」レベルを表す「華」マークを付けるなど、中国人に対する情報提供が行われている。2015年8月、日本のレストラン予約に関して一休と提携、シートリップ中国語版から一休提供のプランを予約可能とするサービスを開始した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シートリップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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