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D&Bトゥゲザー[でぃーびーとぅげざー]
『D&Bトゥゲザー』(D & B Together)は、アメリカ合衆国の夫婦デュオ、デラニー&ボニーが「デラニー&ボニー&フレンズ〔日本盤CDでは単に「デラニー&ボニー」と表記されている〕」名義で1972年に発表したスタジオ・アルバム。コロムビア・レコード移籍第1弾アルバムで、結果的にデラニー&ボニーにとって最後のスタジオ・アルバムとなった。 == 解説 == デラニー&ボニーは1971年にデイヴ・メイソンの楽曲「オンリー・ユー・ノウ・アンド・アイ・ノウ」〔ライブ音源は1970年にライブ・アルバム『オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン』で発表されている〕をレコーディングして、同年、アトコ・レコードからシングルとしてリリース〔。同作は全米20位を記録するヒットとなった〔。しかし、プロデューサーのジェリー・ウェクスラーはデラニー・ブラムレットとボニー・ブラムレットの夫婦仲に問題が生じていると感じて、デラニー&ボニーの権利をコロムビア・レコードに売却した〔2003年リマスターCD英文ライナーノーツ(グレッグ・マーティン/訳:永田由美子)〕。本作には、前述した「オンリー・ユー・ノウ・アンド・アイ・ノウ」の別ミックスを含む1971年録音の10曲に加えて、1969年にエリック・クラプトンと共にレコーディングされてシングル・ヒットした「カミン・ホーム」と、そのカップリング曲であった「スーパースター」も収録された。 「ウェイド・イン・ザ・リヴァー・ジョーダン」は、デラニー&ボニーが映画『バニシング・ポイント』(1971年公開)に出演した際に劇中で歌った曲「ユー・ゴット・トゥ・ビリーヴ」の別ヴァージョン〔。「サウンド・オブ・ザ・シティ」では、ティナ・ターナーが一部のパートでリード・ボーカルを担当している〔。 本作は1972年にリリースされ、同年には本作からのシングル「ムーヴ・エム・アウト」が全米59位に達した〔。しかし、この年のうちにデラニーとボニーが離婚してデラニー&ボニーは解散し、2人はそれぞれソロ・アーティストとしてコロムビア・レコードとの契約を継続した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「D&Bトゥゲザー」の詳細全文を読む
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