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D12 : ウィキペディア日本語版
D12[でぃーとぅうぇるぶ]

D12(ディートゥウェルブ又はダーティーダズン)は、アメリカ合衆国デトロイトを中心に活動する6人組ヒップホップユニット。人気白人ラッパーであるエミネムもメンバーの一人で、ソロアーティストとしての彼の人気の後押しも受けて日本でも人気を博している。
エミネム以外のメンバーは、ビザールスウィフトコン・アーティスクナイヴァファズ・スクータという5人の黒人MC。いずれも日本ではエミネムほどのネームバリューこそ無いものの、デトロイトのヒップホップシーンでは名の通った実力者たちである。特徴的なクルー名の由来は、6人のメンバーがそれぞれ別人格を持つ(6人×2=ダーティーな12人)というコンセプトによるもの。これはかつてクルーの中心的存在であった、プルーフによって考案されたものである。「Slim Shady(=エミネム)」「Denaun Porter(=コン・アーティス)」などが有名。これらのネーミングは、専らプロデューサーとしてのクレジットネームとして用いられている(ただしエミネムの「Slim Shady」に限っては、曲中のリリックとしても頻繁に登場する)。またD12の「D」は彼らの本拠地であるデトロイト(Detroit)と「Dirty」(ここではイカシてる、などの意味で使われており、否定的なニュアンスは無い)の頭文字である。
6人全員が同時に参加する楽曲は意外に少なく、「40 Oz.」「How Come」「Git Up」などは代表的な人気楽曲でありながら、ラップで参加しているのはそれぞれ3,4人程度にとどまっている。エミネムはソロでの活動も多いため、彼を除いたメンバーで活動することも。また2006年4月11日未明には、デトロイト市内のナイトクラブにおいて、プルーフが口論の末、銃撃によって死亡する事件が発生。その後活動停止を経て、約5年間にわたって残る5人での活動が続いた。
2011年4月12日、ミックステープ「Return of the Dozen」のリリースに合わせて、グループの黎明期にレコーディングなどに参加していたMC、ファズ・スクータが新メンバーとして加入することが発表された。
2014年発売の、エミネム主催レーベル、シェイディ・レコードのコンピレーション・アルバム「Shady XV」には、およそ10年ぶりの公式音源となる「Bane」が収録されている。
== アルバム ==

* 2001: Devil's Night
* 2004: D12 World
* 2014: TBA

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「D12」の詳細全文を読む




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