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DECT()とは、欧州電気通信標準化機構()が1988年に策定したデジタルコードレス電話規格である。 == 概要 == 規格はデジタルコードレス電話向けに開発されたが、IMT-2000の要求事項をも満たすため、国際的には携帯電話の技術的条件の一種である (IMT-FT)。 欧州・オーストラリア・南米・アジア諸国で使用されている。 日本では、2010年(平成22年)10月26日に総務省令のデジタルコードレス電話の無線局の技術基準が改正〔平成22年総務省令第93号による電波法施行規則改正〕〔平成22年総務省令第94号による無線設備規則改正〕 され、技術的条件の告示が制定〔平成22年総務省告示第389号 無線設備規則第49条の8の2第1項第1号イただし書等の規定に基づく時分割多元接続方式狭帯域デジタルコードレス電話の無線局等に使用する無線設備の技術的条件等 (総務省電波利用ホームページ 総務省電波関係法令集)〕 された。 また、2011年(平成23年)3月に電波産業会 (ARIB) も標準規格〔ARIB STD-T101 時分割多元接続方式広帯域デジタルコードレス電話の無線局の無線設備 〕を策定した。 日本国内での発音は「デクト」。無線LAN(Wi-Fi)使用周波数である2.4GHz帯(ISMバンド)と被らないため、混信の影響が少ない特徴を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DECT」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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